行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

 死後事務委任契約

  土曜日だが、午前午後とも面談予定がありちょっと疲労感が重い。10時に事務所を出て、立ち退きを求められている高齢者宅を訪問してアセスメントを行った。
 当事者の親族が遠方から駆けつけて来て同席した。その親族が大阪府に相談して、大阪府担当部署から支援依頼があって、親族とのお話しも昨日長時間に及んだ。
 話が段々と横道に逸れて、その親族が営んでいる事業の再構築へアドバイスを行う方向へと動いた。それが、同席するではなかったが、堺市から1時間以上も掛けて駆け付けて来て同席した。
 面談が終わってから散歩がてら、近くの商店街を散策した。賑わいが、戻って来ている様だ。昼近くだったので、大勢の方が商店街やスーパへ入って行く。
 午後は、住宅型有料老人ホームに入所している事務委任者の許を訪れた。精神的なわだかまりが少しあって顔を合わせるのが、少々引き気味だった。
 私が金銭管理を請け負って契約書を交わしているのだが、入所施設の費用請求書が私宛に届き、委任者が住んでいたマンションの部屋を明け渡しの為の引っ越し費用などの支払いがあるので、通帳を預かりに行きたい、とメールした。
 そのメールに対する返事が、支援している私に対する言葉では無いと、遠回しに表現して分かって貰えるようにしていた。
 その前に、前哨があった。契約書には書いてある、預託金を預託しない。契約書を交わした時点では、納得されていた。所が、契約書を交わして、いざ、金銭のやり取りがはじまると、
 「見ての通り、お金が無い。近いうちに尽きる。」
 と、言い出して、最初から預託金の話など無かったの如く、時間が経過する。
 余命を宣告されていて死後事務委任も受任しているが、この土地の人間の身勝手な言動にまた遭遇する。
 私に、死後事務の義務だけ生じて、その経費負担となる預託金の預託義務を果たさないのでは、片務だ。
 それなのに、自分はきっちりしている、と言うが自分の都合の良いきっちりでは、私も我慢が出来ない事もある。
 朝の出発前までに、愛知県一宮市への相続手続きに必要な戸籍謄本などの郵送取寄せ依頼書類作成とレターパックにて郵送。
 今月30日から始まる、中小企業診断士会から依頼されている実務従事研修で使用する資料のチェック。社員の20日〆の給与計算。車輛保険に関する確認。などを行った。
 日本福祉大学が行う、15回に亘るリカレントセミナーに申し込みした。受講料22000円で、onlineと集合教育の併用だ。social workに少し足を踏み入れたい。