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森高千里『渡良瀬橋』

 最近はテレビを見ない時間が多くなったが、珍しく3時間の音楽番組を見た。
 『この歌詞が刺さったぐっとフレーズ』という番組を見た。
 思い出に耽る歌が大好きで、新しい曲は分からないがよく普段でも聞いている歌が沢山聞けて、満足だった。
 その中で、故郷を思う歌として森高千里の「渡良瀬橋」が流れた。自宅のある、埼玉県と接している荒川に架かる「渡良瀬橋」を通った時に、その名前に惚れて、再びその橋が架かる足利市を訪れて。作詞をしたという。
 私は直接は関係ないのだが、何故か、郷愁感を誘う。普段でも何度も聞いている。
 次に流れたのは、さだまさし「案山子」だ。この曲も、度々聞いている。その歌詞が生まれた所以は、さだが弟を思っている部分と、自分が東京に出て親から送られて来た生活費のことなどを合わせて、作詞したと言う。
 自分の大好きな曲は「あの素晴らしい愛をもう一度」だ。大阪で毎年行われる「君と歩いた青春」コンサートに出来るだけ参加しているが、この歌を歌った時に会場を埋めつくす1万人が、万感の思いを込めて涙する光景を目の当たりにして、同じ時代を生きた人たちは辛く悲しい思いを抱いている戦友だと思った一こまだ。
 ついでに、これもよく聴くいるかの「なごり雪」を調べた。この曲も、「君と歩いた青春」コンサートでいるかが必ず歌う曲だ。作詞した伊勢正三が自分の出身地津久見市の駅を思い出して、自分が故郷をあとにして上京する時を思い出して作ったと言う。
 私ども、仙台出身者には「青葉城恋歌」がある。それまで、仙台をモチーフにした歌は無かった。ご当地ソングという割には、故郷を思い出させるには、十分な歌詞がちりばめられている。なのに、余りに思い出にのめり込むので、意識して余り聞かないようにしている。この歌に浸かってしまったら、直ぐに仙台に戻ってしまうから。
 東日本大震災の特に謳われた、復興の象徴「花は咲く」。この歌は、悲しい。聞く機会があると、泣いてしまう。正座して聞く歌だ。
 そうして、郷土出身で同じ年で、同じ年に仙台をあとにした中村雅俊の主演したテレビドラマ「俺たちの旅」も良く飽きずに聞いている。特集で10年後の俺たちの旅の撮影に仙台が使われていた。
 懐かしい時間に満足した。
※画像は、無断で拝借しました。