行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

 複雑な遺産相続に、他士業連携で

  連日、依頼を受けている相続手続きに動いている。不動産登記関係は、懇意にしている司法書士に依頼。私が、今日から本格的に動いているのは愛知県にある農地の相続と売却である。農地は初めて手掛けるので、仲間の行政書士に聞きながら手続きを行うことにした。
 その農地の売買契約書原案は、実は、半年前も前に作成していて、相続者に既に了解を得ていた。併せて、買取の希望を連絡して来た方への事前打ち合わせも済んでいた。
 実は、未だ、所有者が生存中にその市の農業委員会から、相続農地が放置されているので適切に処置する様に案内が、何度か来ていた。それはそうだ。既に何十年もの間、放置されていたのだから。
 その後、この地に嫁いできて親から引き継いだ所有者が亡くなってしまって、そのままになっていたのだ。
 その相続人の一人である配偶者を含めてお子さんとの相続手続きを行なう段階になっていたが、その前にその配偶者が認知症を発症していて、相続手続き代理人として成年後見人の申立が急がれていた。
 その手続きを地域包括支援センターに相談した。家族が申立書を準備をして、成年後見審判申立てを大阪家庭裁判所に行った。面談で、後見支援信託の利用を家庭裁判所から求められて家族は回答を留保した。
 それでも、相続への手続きへ埒が開かず受け入れることにして回答し、弁護士が成年後見人が選任された。こんな少ない財産額でも弁護士が成年後見人に就いたのだ、と認識を新たにした。処が、公示期間中に相続人であるご本人被後見人予定者が急死した。全てが、ストップした。
 次の相続人は、お子さんになった。その手続きの中の一つが、愛知県の農地相続と売却である。
 以前の資料を読み返しながら、購入したいと意思表示して来た市農業委員の方と連絡を取っていて、間が空いたが農地の相続登記手続きが終わりに近づいて登記がなされる目処が付いたので、交渉再開の手紙を作成し、売買契約書案を送った。
 その他、相続財産が見つかったり、相続人より依頼の受けた書類の代理作成をする為に、出世地の市役所と連絡を取ったりした。
 大阪府と地域包括支援センターや一般市民から、連続して居住支援依頼が相次いだ。
 午後1時から5時迄、賃貸住宅の賃貸借契約についてzoomにてセミナーを受講した。