行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

 冬支度の季節


  8月に亡くなった被後見人の事務報告書をひたすら作成していた。余りに相続財産が多いのと、その1年も満たない前に配偶者が亡くなった相続手続きも途中で、終えていなかった。
 相続を受ける方が、亡くなってしまって残されたお子さんが両親の財産の相続をすることになった。
 お子さんは、地元にはいなくて海外や遠方にいて、その遣り取りも大変さを加速させていた。加えて、実家に戻って遺品整理をしていると、多額の現金が見つかったりして大わらわ。
 被相続人が長期入院中で、相続人が遠方のアメリカ合衆国在住と東京在住なので、メールで終えるものは良いが、実印の捺印が必要な書類もあるので、時間を要した。
 障がい者自立センターからの依頼で、当該障がい者の成年後見人に就任して相続人として相続財産の受け取り行って欲しい旨に応じた。
 ご本人から電話があって、成年後見用の家庭裁判所に提出する診断書を受け取って来たとの報告があった。直ぐに、自宅へ受け取りに行って、他の相続人とのトラブルを聞いた。スムーズに行かないかも知れない。
 11時から、オンラインセールスを受ける予定だった。処が、オンラインのURLが届いていない。担当者から、アクセスがされていないと電話が来たが、その旨、伝えると慌てて、遅くなったので他の日でも、と言っていたが4分しか過ぎていなかった。忘れていたのだろう。
 障がい者生活支援センターから、障がい者の居住支援の件で電話があった。対象者の状況や世間の借り辛さの解消の相談があった。

 いつか、健常者の自分が障碍者にならないとも限らない。
出金する時に、空を見上げて冬の支度が必要だと、告げていた。