行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

 どうなるか、金の切れ目が縁の切れ目、が。

  出勤する時に、爽やかな秋空を眺めた。この大阪は、一足早く台風一過の気候になっていた。故郷仙台は、既に秋真っただ中で、アキアカネやススキの穂が揺れているのだろう。
 土曜日でも、essential workerは動いている。自分的な嬉しいニュースは、先日、岸和田社会福祉協議会を通じて大阪社会福祉士会にお願いしていた案件が、受け入れて貰えそうな連絡が来た。
 居住支援協議会設立準備の補助金を大阪府より決定通知がなされた事業のひとつに、社会福祉士有資格者を念頭に、新たなる資格を設けて、展開したいと8月から動いていた。
 居住支援法人指定を取得している兵庫県社会福祉士会を手始めに、大阪府を経て居住支援協議会を設立している岸和田社会福祉協議会を岸和田市に訪ねた。
 2時間に及ぶ説明を行って、日本社会福祉士会の役員でもある氏の支援を頂いて、大阪府の扉を開ける事が出来た。
 その氏からメールでの連絡が来た。特に、依頼文の書き方を示された事は、下打ち合わせが出来ているという事で、少しは安心して、大きな前進が見えた。
 また、その前には精神病院から電話があった。後見用診断書が出来た、との事で誰に渡したらいいのか、と。ご本人が申立人になるのでご本人に渡して貰うようにお願いした。
 先日、障がい者生活支援センターの相談員から依頼のあった知的障害者さんの相続を目的に、成年後見制度利用が円滑に行くようにのアドバイス支援だ。
 その後、同じ相続人のお姉さんからも連絡を何度か頂いて、事情の説明受けた。
 夕方、うとうとしていると不動産会社の社長から、友人の施設入居に伴う保証人、身元引受人、緊急連絡先などの署名捺印について、どこまで自分が責任を負うのか聞いて来た。不安になったようだ。
 それまでは、
 「自分が、保証人、身元引受人など全て負うので宜しく頼みます。」
と、連絡があった。
 多くの書類を目の前にして、その責任の重さを感じて、いざ、署名捺印となると義侠心を上回る不安が出て来たのだろう。
 あくまでも、施設側と保証人の契約であって、私は、相談者の事務委任受任者でその内容にはタッチしていない。送ってくれ、との依頼を受けたのでその手続きをしたまでだ。知りたければ電話の相手は私では無い。契約当事者の施設に連絡するのが常套だ。
 それにしても、不動産会社の社長なので、当然のことながら契約書については嫌と言うほど、交わしている筈だ。そこに謳っている、保証人の義務と何ら変わりはない。
 最初は、素晴らしい友情だと思っていた。相談者も素晴らしい友人だと、自慢していたが、金の切れ目が縁の切れ目にならないように。
 外出から戻って、早速、取り掛かったのが、補助金事業のマニュアル作成で、イラストを入れる作業を一心に取り掛かった。
 気持ち良く、順調に捗った。しかし、イラストを入れる部分が多いので時間が掛かった割には、ページ数が余り進まなかった。