行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

本当に💢❗️。なんで最初に言ってくれなかった。日曜日なのに。

 既に今月は、全ての日でスケジュール決まっているので、追加の新規依頼には平日に時間が取れないので、日曜日や祝日にせめて仕事に追われない精神的な安寧を求めて心身を休めたい思いがある。
 その思いを押し退けて、台風が近づいて来た強風の最中、午後3時に間質性肺炎で自由に動けなくなって酸素療法を受けている方の施設内の部屋を訪問した。
 今日の主業務は、入所施設に行って鍵を預かりご自宅に行って郵便物の回収。プラス、昨日施設契約書など大量の署名捺印をお願いした書類を預かって、時間を見て身元引受人となる友人の不動産会社社長に手渡す事だった。
 2時半に自宅マンションを出て、住宅型有料老人ホームに3時に入る。入口で手指の消毒、体温測定して、入所記録をする。氏名、所属先、面会入所者名、連絡先、体温などの一連の情報を記入する。
 完成した書類は、入所に伴う住宅型有料老人ホーム施設だけではなく、特定施設利用や医療機関、薬局などの契約書や重要事項説明書などに加えて、口座振替、肖像権同意書、延命措置告知書など昔と違って多くの書類がある。
 それの記入内容確認して書類を頂き、自宅の鍵を預かって、1時間弱で依頼者の自宅へ行く。封書や必要書類を持って、再び、施設に戻って自宅から持って来たものを手渡し、施設への敷金、前家賃、当月家賃などの支払い期限が20日迄なので、支払い手続きに通帳とキャッシュカードを預かった。
 その際、余りの多額の金額に怖気づいたのか、入所時事前に説明を受けて、余りの苦しさに同意してしまったのかも知れないが、
 「先生、この支払どうしたらいいでしょうか。」
と、私に聞く。
 「勿論、支払いはしなければならないので、支払うことにしたらどうですか。」
と、柔和に答える。
 その質問が、3回、同じ言葉で続いた。
 当然、支払い手続きをする委任契約書を交わしているので、私の方で手続きをする積りなのだが、もしや、私のことを未だ信用していないかも知れないと思った。
 「支払いは、この施設でもお願いすれば連れて行ってくれますので、経費は掛かりますがお願いして一緒に行かれたらどうですか。ただ、支払いはしないといけません。」
 「いや、先生にお願いしていいですか。」
と、言って通帳とキャッシュカードを預かり暗証番号を控えた。
 階下に降りて、事務室で施設管理者と今後の事を話し合った。
 施設としては、今後の状態が心配なので任意後見制度の活用を求めて来た。私も、前向きに提案して行く事を告げた。
 さて、問題の銀行での施設への振り込み手続きだ。依頼者が預金されている銀行支店のATMに行った。操作をすると、なんと指紋照合の案内が表示された。
 つまり、指紋認証の登録がなされて居て、入金手続きが不可能だった。どうして、言ってくれないのか。私は代理で動く事はするが、直接処遇はしない。誰かに頼んで、ご本人自身が銀行に行って手続きする他ない。
 都合2時間半の行程で、時間当たり税引きで3000円を掛ける私への報酬が掛る。