行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

 事務委任契約者への緊急入院対応。

医療機関に、事務委任契約委任者が入院したので事務手続きに向かった。車で1時間程度だ。
 事前に連絡して、事務委任契約を受任した代理人だと告げたがその[「事務委任契約」は何かよく理解されていない様なので、任意後見契約、遺言執行、死後事務の一連の契約をし公正証書も作成している事から、任意後見人である事を告げると、「任意」という文言を除いて「後見人」という言葉だけを抜抜き出して納得した様だ。
 緊急入院する事故が起きたのは、入所施設だった。施設内移動中の転倒にて怪我をした様だ。おかしいのは、入院機関にて現在の症状を聞いて、
 「吐き気や嘔吐、食事を摂れない日が5日間程度続いて、経管栄養を続けていた。」
 と、言われて、
 「施設から、転倒して怪我をした、と聞いているのですが。」
 「ああ、それだから額の上の方に打撲の様な傷があるんですね。」
 と、言われた。
 初めて知った様な言い方に違和感をもった。事故の経緯を把握していない、という事は施設が正確に状況報告をしていない、ということか。
 その頭を打った事で、吐き気や嘔吐を繰り返しているのだろう。
実は、契約自体は2か月ほど前に公証役場にて終えている。しかし、その契約のうち、事務委任を実行する前に預託金、預金通帳、キャッシュカードなど事務手続きに対する経費・報酬に該当する預託金、支払いや精算などへの預金通帳など、それを渡されて初めて職務を実行するように、契約書に明記してある。
 その手続きがなされないままに、転倒入院してしまった。なので、施設側から支援要請があった時には、その履行がされていないことを理由に支援を拒んだ。事前に、施設側にその預託金振り込みなどの手続きを代行して下さいと、言ってあった。それが、なされていなかったのが、先日、預託金が振り込まれて来たので、契約書に書いてある対応をしたのだ。
 大分待たされて、担当という看護師が来た。その言動も不審な思いを強く持った。
 緊急連絡先や退院時の手続きなどの連絡先、実行者を、施設や私の分担として、伝えると興奮した口調になって、追求型になる異常さ。誰が担当しようと我々の方で決めるのだから、文句を付けられる必要がない。
 例えば、
 「退院時は、私が来て料金などの精算手続きを行いますので、私の方に連絡下さい。」
 「退院と言っても、歩いて帰る様な状態では無いですよ。」
 と、興奮して追求する様な言い方になっていたので、私も思わず強い口調で、
 「そんな事は分かっています。当日に急に退院する訳じゃ無いでしょうから、介護タクシーなど予約しますから大丈夫です。」
 どの場面でも、こんな調子だった。
 それに、入院申込時点の連絡先変更で来たのに、別に書類はないと言って、院内の看護師への連絡通知の様な沢山のメモが書いてある紙に私が言った言葉の単語をメモする程度で、異常なものの言い方を組み合わせて、何処にでもいる正常な精神状態では無い方なのだろうと理解して、対抗する様な口調はやめた。