行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

歳だから、で逃げたくない。

 失態を演じた。朝、メールが来た。発信者名を見てもピンと来なかった。朝、メールが来る方ではなかったので、一瞬、認証のピントが認識と合わなかった。
 そうして、「あっ」と気づいた。毎週水曜日の夜7時半に電話して安否確認をする事となっている。本来は、安否確認機器の導入でスタートしたのだが、やっぱり相対で話しをしたいという希望を入れて私が一人だけ限定で受け入れた。
 安易とは、このことだ。毎日ならまだしも、1週間に1回だけ、それも時間指定の作業を覚えていることは至難だ。
 毎回、15分から20分位お話しをする。今年1月からスタートで、これがまた忘れずに電話をする大変さを身をもって知る事になる。
 すっかり忘れて電話出来ずに、逆に相手から、「どうしました」と電話があったのが1月に2度ほどあった。それも、2週続けて失念して電話をしなかった。なので、2週続けて相手から電話があった。つまり、安否確認する者が、どうしましたと安否確認されたという、笑えない問題なのだ。
 その失敗を回避する為に、三輪さんが、私が通常使用して肌身離さず持っている携帯電話2台に、毎週水曜日の夜7時25分にブザーがなる様にセットしてくれた。それ以後は、全く問題なく気付いて電話を掛ける事が出来て、信頼を回復した。
 それ以降は、いつも忘れていてもブザーに救われた。処が、その水曜日は横になっていて、いつの間にか眠ってしまい、2台の携帯電話のブザーが鳴っていただろうが気付かずに過ぎてしまった。起きても気付かず、この朝もメールがあっても、直後は気付かずにいた。
 来たメールに対して、謝罪して、
 「今夜電話します。」
 と、返信した。
 水曜日では無く、今週は木曜日にして貰った。眠い目を擦りながら、なんとか寝ずに耐えて、電話をして今週の義務を果たした。
 毎週決まり事を、忘れずに行う事は苦痛なものと、待ち遠しいものがある。私には、定期的な安否確認電話は無理だ。今年一杯にして欲しい。
 精神的障害のある方の担当も始めたが、時を選ばず長時間電話されるのには、辟易している。