行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

 死して、禍根を残さず

 未だ。どうするか決めてはいないが、原稿を作成し始めた。専門家が無償で校正をしてくれるサービスを始めた、以前、初作品を出版をして貰った幻冬舎に送る原稿だ。
 平成12年、西暦2000年大阪に来て介護人生を始めた。その当時から記録を書き残して居る。
 今回は、前の出版時に書いた平成12年と13年から以降の原稿収集を、書き残した記録から抜き出す作業を数日前から行って居る。
 今日は、20年前から幾つかチョイスした。それは、妻の目の悪化に関わるやり取りとその経過を自分の目から記録して居る部分だけを取り出して、纏めたいと思う。
 多忙を得て、これからという大事な場面に降り掛かったトラブルは、これだけでは無い。人の問題が、設立当初のヘルパーさんから常勤社員の能力や性格の問題が一気に噴き出す。
 その問題が片付か無い間に、大きな事件が起きる。その事件発覚の初日迄読み始めが進んだ。これから、その部分の詳細を追い求めて行く。
 これまでの、介護資格不正専門学院の終末は未だ迎えてもいない中での自分の件発覚だった。そうして、運転資金不足の現実問題も重くのしかかって来る。
 日々の引き起こされるトラブルの収拾、表面の他者に与える会社の印象とは大きく異なった内情に苦悶していた。
 テレビが、面白くないので最近はiPadで、昔の映画やテレビドラマを見ている。昔と言っても、60年以上も前の映画だ。
 先日は小林旭と浅丘ルリ子主演の『南国土佐を後にして』を見た。次に、吉永小百合主演の『キューポラのある町』、そうして同じ小林旭と浅丘ルリ子主演の『ギターを持った渡り鳥』を見て、今は『キネマの天地』を少しずつ見ている。
 私は、眼圧が異常に高くなる体質で、多くの時間PCやiPadを見ていると、辛い苦しみが襲って来る。吐き気とか目が回る、などの苦しみが現れて来るので、30分が限度だ。
なので、仕事も午前中6時間程度執務して、午後は、殆ど外出している。
 その映画の時間に、どうしても自分の子供のことを思い出す。その時間が多くなった。それは、遅い還暦で段々と土に戻る意識が芽生えて来た。小さい頃など、お年寄りが静かに、或いは病で亡くなる時に向かう気持が分からなかった。
 今こうしていると、静かにそれに向かっている自分の気持ちを受け入れる。どうやって、死して禍根を残さず、という思いになれるのか少しずつ出来るものは整理を始めている。
*画像は、無断で使用させて頂きました