故郷仙台、七夕まつり。
毎年8月6は生まれ故郷、仙台七夕の始まりの日。いつもこの日が、遠く離れている私が大好きな仙台を思う日だ。本当に、何が感謝する、何が幸せかと言うと仙台市に生まれたという事実だ。
「杜の都仙台」を離れて、もう50年以上になる。私が過ごした時代は「学都仙台」と呼ばれていた。いつか帰る、きっと帰る。そう思いながらずーっと過ごして来た。苦労しながらも仙台で暮らす母親の事を思っても、何も出来なかった何十年間。毎年、七夕の時期や年末年始に帰省する機会も結婚してからは極端に少なくなった。
同級生や先輩などとの交流も自然に少なくなって、生活する東京や転居した千葉や埼玉の親しくなった方達との時間が増えて来る。
ついに、本当に遠く故郷を離れた大阪に来てからの22年前からは、年に一度の帰省になって、七夕の時期を避けて年末に帰省するのがパターン化した。それでも、本籍は仙台市のままで、自宅はさいたま市にある。単身赴任だ。
なので、コロナ禍で中断していた七夕祭りが今年復活したニュースや画像に触れて、より一層の懐かしい思いから、仙台で生活していた学生時代を思い出して、目頭が熱くなった。
多くの人に自慢が出来る、伊達政宗公にも感謝する。今では、歴代武将で人気No.1は伊達政宗公である。
この日は、午前中の仕事を一段落させて、お昼までの僅かな時間を残して、YouTubeで2011年大震災の復興ソング「花は咲く」の路上ライブを見て、続けて自衛隊の演奏とか本格的な歌曲の方の音楽堂でのライブとか視聴した。涙が滲んで来た。
仙台七夕の、現在の投稿グループに参加している「杜の都仙台大好き」で見た画像を保存した。ライブで仙台市中心街の七夕の様子をライブで見ていた。歳が行くに従って故郷を想う気持ちが強くなって来た。仙台で過ごした青春時代に戻りたい。
仙台に最後は戻って生活したい。最後の何年かは仙台で過ごして人生を終わりたい。
確かに、「青葉城恋歌」は、自分が過ごした青春時代の仙台の風景、そのままである。
1広瀬川流れる岸辺 想い出は帰らず
早瀬躍る光に 揺れていた君の瞳
季節(とき)はめぐり また夏が来て
あの日とおなじ流れの岸
瀬音ゆかしき杜(もり)の都 あの人はもういない
2 七夕の飾りは揺れて 想い出は帰らず
夜空輝く星に 願いをこめた君の囁き
時はめぐり また夏が来て
あの日とおなじ七夕祭り
葉ずれさやけき杜の都 あの人はもういない
3 青葉通り薫る葉緑 想い出は帰らず
樹かげこぼれる灯(ともしび)に 濡れていた君の頬
時はめぐり また夏が来て
あの日とおなじ通りの角
吹く風やさしき杜の都 あの人はもういない
季節(とき)はめぐり また夏が来て
あの日とおなじ流れの岸
瀬音ゆかしき杜(もり)の都 あの人はもういない
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