落ち着いて、物事を考えじっくり行動を起こした意識が全く無いが、仕事は目一杯やったつもりだ。朝一番から、明日の全国居住支援協議会の挨拶の原稿作成の仕事にやっと取り掛かった。暫くして、菊ちゃんから、事務所前に着いていますとの連絡を貰って階下に降りた。

　いつもの三輪さんは、和服のリフォーム教室に行ったので、代わりに菊ちゃんにお願いして東大阪市にある精神科専門の小阪病院へ向かった。途中迷ったりしたが、早めに出たので慌てる事なく約束の１１時に２階受付でSWを呼んで貰った。

　面談室に入り、先ずはご本人抜きで３人でご本人の履歴や症状をお話し頂き、メインの相談内容である退院して住宅に居住するシュミレーションを行って考えられる障害を抜き出した。

　症状は別にして、保証人若しくは緊急連絡先の確保。公共料金の未払いが保証会社の審査の際にブラックリストに掲載されている可能性が懸念された。そうして、持病の発症の懸念があって、通院実績や入院理由に不動産会社の申込時点で拒否される可能性が高いので、当社として事前に情報提供はしないので、伝えるかどうかは個人の判断で行うようにSWに伝えた。

　３０分以上協議して、ご本人への面談を実行した。かなり厳しいと思わせる、ご本人の面談の時の印象だ。兎に角、不動産会社への照会を行ってご本人の責任ある対応に希望を持つ他ない。

　それが終わってから、戻る途中で昼食にする事にした。走行して探したが見当たらず、新しく出来ていた東大阪市産業創造館に入った。真新しい会館には人一人が過ごすのに必要な設備が整っていて、気持ちのよい空間だった。

　その一角にカフェがあって、メニューを見るとピザ一色だった。選ぼうとしたが、何か分からない名前ばかりで結局二人とも「マルゲリータ」にした。

　ピザなど丸ごと一つを食べた事がないが、小さな丸だったので、それぞれの丸を一生懸命に食した。簡単に質素に頂いて、そくさくと戻った。

　２時半に事務所に戻ったが、気が乗らない。YouTubeで音楽を聴いた。３０分では収まらず、遂に１時間経過して３時半にやっとパソコンのWordを開いた。そうして、明日、全国居住支援法人協議会主催のセミナーにて行う挨拶の原稿作成に取り掛かった。

　お願いした基調講演や行政の情報提供を発表してくれる皆さんの原稿を見ながら重複しないようにお話しする事と、その講師のお話しする内容を念頭に纏め始めた。A４２枚程度に書き留めた。概要を書いただけで、お話しとなるとそれに対して言葉として発するとなると、最低でもその倍にはなってしまう。挨拶としては、長時間となるので、早く辞めてくれと思われないように中身のある話に纏めないと行けない。

　それが終わってから、今度は４時間のセミナー時間の司会進行を担当する三輪さんの原稿を余計な事だが心配なので、概略的に作成し始めた。

　その作業途中で、電話攻撃が始まった。今日も、午前中に合わせて午後も電話で地域包括支援センター管理者から、電話があった。難病に侵された母親の在宅で生活を継続させたいとの息子さんの希望で、バリアフリー住宅で過ごし易い設備が施されている住宅、初期費用が低く抑えているなどの条件が示された。

　直ぐに不動産仲介業者に連絡して、３ケース程依頼した。

　間をおかず、私が事務委任と金銭管理を契約している多重債務者入所している施設長から電話が入る。数日前には、金融業者から督促状が届き訴訟通告が来ている報告が施設長からあった。

　今日の通知は、簡易裁判所からで、訴訟された内容について異議があるか、あるなら２週間以内に異議を申し立てするように、との通知だと言う。緊急で、土曜日に訪問する事にした。

　続いて、居宅介護支援事業者から、電話とメールが来た。何と、予定していた１６日四條畷市脳神経外科病院での面談だった方が退院して奈良県の病院へ転院となったので、奈良県生駒市内病院での面談に変更になった。

　予定していた１６日午前中の施設訪問の後に四條畷市の病院に行く予定だったが、一旦両方キャンセルして予定を組み直した。

　その他、保護観察所担当者から、昨日打ち合わせした内容をご本人に確認して実行する事になったと、面談場所の詳細を聞いた。また、明日、セミナー講師をお願いしている市役所職員から打ち合わせの電話があった。

　三輪さん司会進行の原稿をA4用紙３枚程度に纏めてから、昨日薬局で不足している薬を受け取れずに戻ったが、今日はどうか予約表を持ってイオンモール内の薬局に行った。今日は大丈夫準備が出来たが、窓口で声をかけても無視して職員同士が話し込んでいる女性を黙って睨んでいると一人は逃げて行って、一人は平気な顔して私に対応した。呆れ果てて、何も言えず。

　終わってから、口福屋で団子や饅頭を購入して帰宅した。今日も疲れて直ぐに一眠りした。

　明日は、どうなることやら。