行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

所持金ゼロからのプロポーズ

 テレビを見て居て、少し自分の事を思い出した。結婚したい時に男がその時に所持金が恥ずかしながら10万円位だったので結婚を申し込むのに躊躇して居た、と言う。

 それを聞いて、俺の方が少ないは、と思い返した。兎に角、ない頭を振り絞って解答を求めて即算した。あの日に、思い切って結婚を申し込んだ。その時には、預金なんて無かった。何度か申し込んで、OKを貰って結婚式は妻の誕生日に決めて、その日まであと7ヶ月程度しか無かった。

 そこから、婚約指輪、結婚式、新婚旅行と大きなものだけでも相当な資金が必要だ。この時から、やりくりが上手になったのかも知れない。

 結婚式まで毎月10万円預金して70万円。結婚式場を調べて、東京の神宮外苑の日本青年館に決めて何度か打ち合わせに行った。フランス料理のフルコース。昭和53年のことである。招待客は50名位だと記憶して居る。無い袖をどうやって振ったのか。

 次は、婚約指輪と結婚指輪だ。色々と巡って、当時で50万位だと思う。それは、自分で購入した。結婚式費用は、妻の実家は資産家だったので祝い金を充てて凌いだ。結納金を納めて、妻に頼んでその日に戻して貰った。そうして、新婚旅行は同級生が大手旅行会社に勤務して居て、キャンセルや団体旅行の募集に満たないコースを1割くらいの格安で確保して貰って沖縄へ行った。

 所持金ゼロで、7ヶ月で恥ずかしく無い結婚式を挙げられたのは、妻と妻の父親の寛大な支援のお陰だった。

 仙台市から東京に結婚式場まで、高校の恩師が同級生を引き連れて来てくれた。会社の上司は、フランス料理のフルコースの提供だったので、次々と料理が出て来て飽きずに過ごせて良かったと言ってくれた。

 その沖縄への新婚旅行で、大変なアクシデントが起こって戻って来てからも大変だった。

 ちょっとした番組の発言で、こんなことが思い出された私的なつまらない話しでした。

 未だ肌寒い。温泉にでも行って、美味しいものでも食べて暖まりたいと思って居る。実現出来そうな気がする。何となく想定して居るのは、団地開発予定の土地を相続した方が、まだ、何も出来ていない開発地域なので売却したいと言って居たので、固定資産税評価額で購入すると伝えると、喜んでいた。

 その話しをした時には、評価額が明記されて居る固定資産税の書類が手元に無かったので、売主の言う通りに口約束した。契約書は、私が作成することになって居たので、必要書類を揃える過程で相続手続き受託者から固定資産税納付書を手に入れた。

 何と、売主が私に申告して居た評価額より10万円安かった。つまり、この大阪のおばちゃんは私を騙して10万円余分に詐取しようとしたのだ。本当に、大阪人は、常に疑って居ないと何をされるか分からない。

 放置して、無視を決め込んでいたら、年賀状を使って催促されたが、尚も無視して今に至って居る。そろそろ返事して、一旦間を置こうと思っている。その土地の場所は確か滋賀県だった筈だ。現地確認を兼ねて、温泉と近江牛を食べにでも行って見ますか。

 さて、昨日から三輪さんに転居支援をした方の残置物整理前の貴重品などの忘れ物が無いか、未だ、使える電気製品など備品が処分される前の救い出しを行いお願いし、確認にに出て居る。

 なので、ダルマの私はどこへも出掛けられずに事務所にて仕事をして、午後は休養となった。午前中は、昨日に途中まで作成した遺言書原案の残りの作成と委任事務任意後見契約書と死後事務委任契約書のそれぞれの原案を作成した。

 過去の受任して居る、公正証書正本を取り出して、参考までに見た。まだ、委任契約をしたり遺言執行人になって居る方の執行はしていないが、いつ執行になっても良いように常に頭に入れる必要がある。

 過去の公正証書を見て、最初の方の弁護士との無言の闘いを思い出した。私が相談を受けた方に経験の無い私が不都合な事があってはたまらない、と考えて顧問弁護士に手続きをお願いした。依頼者が、遺言執行や死後事務を私に依頼したかった。

 それなのに、分かり易い不審な行動に出た。公証役場に赴いて、、公正証書を読み上げて押印をして証人としての業務は終わった。直ぐに、弁護士が私にお忙しいでしょうから、と言って帰るように言う。納得出来ないが、従った。執行人なので、遺言書の正本か謄本を頂かないと、と思ったが執行経験が無いのと、顧問弁護士とトラブっても良い事はないと黙って居た。

 しかし、遺言者は何故遺言執行人が弁護士事務所となって居るのか、と弁護士事務所に抗議して弁護士と公証役場に行って書き替えて貰った。私はその書き換えの相談を弁護士事務所から受けただけで、内容は書き替えられて私が執行人に就任して居るのは分かったが、遺言書の正本も謄本も手元にないので執行出来ない。

 それを、遺言者に訴えて居た。そして、昨年末に遺言者から命の危険にある事の連絡が来て、お住まいに駆け付けた。その時に、執行に必要な公正証書を受け取った。

 その受け取った遺言書には、執行人が私になって居るが、死後事務委任契約では未だ弁護士事務所が受任者となって居る。本当に、法律家の暴走には呆れ果てる。勿論、この件があって顧問弁護士を他の方に代えた。

 三連休だと言っても、私にはあまり関係が無い。午前中は仕事で、午後は何処かへ行きたい。