行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

若者の手段に利用させない

 それにしても、隣の市役所の話なのだが市役所の職員として適切な対応をしないもので、迷惑を被っている。

 当社は株式会社と特定非営利活動法人と二つの法人が大阪府の指定を受けて、生活困窮者や障がい者、高齢者などと共に刑務所からの出所者などまで幅広く、居住の確保が困難な方への確保に向けた支援を行って居る。

 その居住支援法人の名簿が各市町村へ配布されて居る。その名簿を見て、隣の市に相談があった困難者を、なんの連絡も無く当人に当法人の居住支援窓口の住所を教えて向かわせる。

 突然、来られて直ぐに住まいなど確保は出来ない。その一番頭に来るのは。最近続いて居るが若くて所持金がゼロに近い者を直接行く様にと指示して、来られた方はたまったものではない。

 特に、数百円しか金がない。今日、寝泊まりする場所がない。そう、切羽詰まった言葉を吐けば何とかしてくれると安易に思っている。市役所はそれは分かって居るので、市の負担を増やす訳に行かない。

 そんな安易な考えなのかどうかは定かではないが、同じ様なケースが続く。居住支援事務所にいた菊ちゃんが、その情報を私に報告して、その後、無言だった。つまりは、私が何か打開策を提起してくれるものと思って、私の言葉を待っていたが、その気持ちを知って居るので、私も無言でいた。

 何故、その様な対応、つまり拒絶出来ない状態を訴えて何とかするだろうと安易な考えを持って来ている若者に、何もする事は出来ない。自分で生きていれば、お金がいくら有るのか、ないから働くか、くらいは思う事が出来るだろう。

 「お金が数百円しかないそうです。ネットカフェに電話で聞いたら一晩数千円掛かるそうです。」

 などと、本人がすべき事までしなくてもいい、とは言わなかった。

 仕方がないので、その市の社会福祉協議会へ相談に行くように指示して、と菊ちゃんに伝えた。地図を渡して、向かわせた。

 暫くして返事が、菊ちゃんから来た。

 「お疲れ様です。

先程の方ですが社協に行かれて緊急保護になったそうです。

シェルターか施設に保護してくれはるそうです。又その後住宅探しになったらお願いしますとの事です

良かったです^_^。」

 その後に続いてメールがあった。

 「佐藤さんがいつも、あの市役所は丸投げて言うてはるように保護課も少し考えて緊急性があるか判断して社協に繋いでくれはったら今日みたいにたらい回しにならなくて良かったですよね。自業自得やけど寒い日に気の毒な気もしました。」

 菊ちゃんも、癌と戦って自分の生き様を見ながら頑張って居る。こんな20代の若者が若くして結婚して、不倫して女性と駆け落ちして逃げられて、住むとこが無くて、元の奥さんの家に助けを懇願したらしい。

 今社協さんの地図を渡しました。今から行かれるそうです😨

昨日も元妻の所に行って、警察をに通報されて警官まできたそうです。

なんとかガレージで一晩泊めてもらったそうです。でも自分が女の人つくって出て行ったみたいなので自業自得かもです。」

 との、報告もあった

 責任感もなければ根性もない。何でもタダで面倒を見てくれるスジを探して、懇願して何とかなる日本の福祉は歪んでいる。全て、税金が元になって居るシステムを動かす。解決と、関わった人達と本人が達成感に酔いしれる、自分は凄いと。

 さて、朝の大半はリハビリテーション病院から郵送された、私が担当して居る傷病手当て申請と高額療養費申請の書類を確認して、協会けんぽへの郵送手続きをとった。

 加えて、もう一点は昨日泉佐野市まで行って作成された葬儀保険の申請書の募集人として書き加えと、その保険金を活用して私が行う死後事務委任契約の書類を保険会社本部にFAXで送って点検をして貰った。

 概ね、OKなので明日原本を本部に郵送する予定だ。

 そんな仕事一途で、午前中の勤務を終えてマンションに戻った。昨日、野菜を沢山買いすぎて冷蔵庫の野菜室は一杯になった。普通よりは大きな冷蔵庫だが、キャベツや白菜が丸のままで、その他、大根やブロッコリー、大量のネギやもやし、各種きのこ、もやし、山芋、春菊など多くの種類の野菜で満杯になった。

 なので、ジャガイモ、玉ねぎなどと共に報連相などを外に出してダンボール箱に入れた。頑張って、野菜をいつもより沢山食べることをした。

 お腹いっぱいに野菜中心の食事を摂ったので、ベルトがキツくなった。最初は郵便局に行って、介護保険料の引き出しを行った。三菱UFJ銀行に行って、法人口座の入出金の限度額解除の手続き相談に行った。

 株式会社に続いて特定非営利活動法人のIT導入補助金の申請が採択されたので、そのIT活用プログラム構築を発注した業者に462万円を一旦支払う必要がある。後日、国から3分の2が支払われる。今年は、もう一つ行政書士事務所と3本申請して行政書士事務所は不採択だった。株式会社と併せて900万円超を支払って600万円の補助金を受け取る。

 居住支援事業も国土交通省と大阪府から合わせて600万円以上の補助金を受け取る事は決まって居る。今年度は合計1200万円の補助金受給がなされる。最近はコロナ禍への補助金が数年続いていたが、今年はコロナ禍の補助金は無い。来年度は、市から委託料名目で相当額の費用が支払われる。

 コンビニにて、事務所7ヶ所の火災保険料と自動車保険料の年払いを行った。火災保険料が自動車保険料と同額になるくらいの30万円弱で驚異だった。

 寒いので、ゆっくりとお風呂に入りたいと思って、いつもの「ゆうゆうの湯」に行って心身共に温まった。