行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

折角、一段落したのにまた追われる

 やっとセミナーが終わって、溜まっていた書類に手をつけ始めた時に東大阪市の居宅介護支援事業者からメールが来た。近くの地域包括支援センターから、私へ保証人の相談が近々あると言う。

 先日も、居住支援セミナー会場で終わって帰ろうとした時に、摂津市の社会福祉法人から保証人の受任要件を教えて欲しい、との相談があって、先日は同じ東大阪市の地域包括支援センターから保証人の受任要件のヒアリングがあった。

 これまで、数人の保証人を受任した。現在も生きて居る保証人受任が存在して居る。その何もが、厳しい金銭の負担による受任で数千万円の現預金を所持して、特に債務はなく問題が生じていない。預託金を最低50万円か施設家賃等の3ヶ月分の事前預託にて受任して居る。

 最近の多い相談は、金銭的余裕が無い人で、何も地域包括支援センターを運営して居る社会福祉法人が設置して居る特別養護老人ホームや高齢者有料老人ホームに入居して居るので、金銭的余裕はない方の保証人である。

 自分達のリスク回避の相談なのだ。ただ、これまでの様子を伺って居ると家賃未納などのトラブルは皆無に近い。ただ、毎月の保証人とう言う職務に対する報酬を負担する余裕が無いのだ。その点を如何に回避するか。それを、今、考え始めた。つまり、先に受領するのではなく死後事務等の受任を併せて契約して、亡くなった後に受領しようと言うシステムを検討し始めた。

 頭の痛い案件が横たわっていて、手を付けていなかった。その催促のメールが来た。墓じまいである。未経験なので、時間を貰ってゆっくり出来るのだが、墓の所有者が亡くなって居る。殆ど、行き来のない戸籍上は他人の自称兄弟が現れて、亡くなった方の家が断絶したので墓じまいを兄弟と称する御仁から依頼された。

 問題は、経費の捻出である。兄弟と称する男性は、財産の相続が出来なかった。但し、私が死後事務委任契約を交わして亡くなる寸前に?自称兄弟が病院に駆けつけてご本人が病院に預けてあった通帳と印鑑を病院から受け取ってしまった。

 私が、死後事務受任者である事を告げて役所や住居の処分など手続きを行う一環として、自称兄弟から相続手続きの受任をした。しかし、戸籍謄本を取り寄せて、自称兄弟が遠い親族だと知った。ただ、自称兄弟との人物が言うのには、自分と亡くなった男性とは実の兄弟で、自分が生まれた直後に母親の実家に子供が居なくなって家を継ぐ者が居なくなったので、養子に出されたが、実家は養子とせずに実子として役所に届けてしまったので、戸籍上は相続人には成れない、という事になった。

 亡くなられた男性のお子さんと奥さんは既に無く兄弟も居なかったので、相続人が存在しなかった。その相続手続きを依頼された時に通帳を預かった。多額の預金が残っていたが、通帳の入出金を確認した時に、ご本人が亡くなった後に、多額の金額が出金されていた。私が、引き継いだ通帳から本人では無い者が、本人が亡くなった後に出金されていたのでは、何かあって私が疑われる恐れもあるので、銀行に行ってご本人が亡くなった事情を伝えて口座を閉鎖して貰った。

 その後、顧問弁護士に事情をお話しして、相続などの手続き可能か聞いた。色々と案があったが、どれも確実性が無く費用は多額を提示されて、自称兄弟に遺産の提供を断念した。その時に、私が通帳を所持していても何も進展が無いので、自称兄弟に引き渡した。

 その時に、亡くなった方の墓じまいを依頼された。しかし、その費用を供出するほどの気持ちはない自称兄弟だった。

 そこで、私としては預かった資料を全て返却する事にして、最後と思って面談の機会を持った。しかし、最後ではなかった。その時に亡くなった方の家が継承者はいないので、墓じまいの依頼である。

 実は、この自称兄弟の夫婦と何度も会ったが、私の気持ちが拒絶気味で会いたくない思いが強くなっていった。それが、墓じまいを依頼されてお墓が現在あるお寺さんに檀家を離れる負担金を払う事から始まる負担をはっきりしないので、気が進まないまま半年が経過していた。

 その自称兄弟から、今日の午後に控えめな履行請求が来た。頭が痛い。次の手は考えてある。しかし、何度も言うが、費用の問題である。

 その他、ここに来て多くの相談や依頼に戸惑って居る。折角、見通しが立って来たのにどうしたもんか。今日の朝も、昨日の非正規ヘルパーさんの支払い調書作成依頼に続いて、成年後見の「登記されていないことの証明」の委任状を受けたので、法務局に行くのにPDF定型様式に入力できるように様式の変換を依頼して、入力内容を示して作成をお願いした。

 午後から、ゆうちょ銀行へ行って納税などの処理を行なってから三菱UFJ銀行へ行って社員の給与振込、弁護士への顧問料などの支払いを行って。

 4時半に今日もスーパー銭湯へ行った。ゆっくりと樽風呂に入って空を眺めていた。鳥が高高度を飛んでいたが途中止まって何かをしていた。鳥って進んでいなくても下に落ちる事は無いのだと知った。

 白い月がクッキリと見えていた。小さな時の子供を思い出して、何で月が白いのか聞かれたら、何て答えたらいいのか、と思っていた。原因が分からない。

 スマホで調べてみようと思う。