行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

無事?大阪に戻って来ました

 例年の行事の一つである、自宅のある大宮と実家の故郷仙台への帰省は、無事大阪へ戻って来て済んだ。

 朝は、いつもの通り「はや瀬」にて和食セットを頂き、故郷の味を堪能して最終日は始まった。

 朝日が昇る。東の空が赫赫と染まって行く。仙台の思い出の一つに夕焼け空の真っ赤な色が記憶に残っている。夕方に鐘の音が市内に響き渡って、家に帰りなさい、と呼び掛ける。私は、言えない帰っても母親は居ないし、夕食の準備を担っていた記憶がある。

 そんな思いを夕日に引き合わせるが、朝陽はそれほどの思い出はない。

 朝食を頂いて、10時半に仙台駅に入る。ここから、トラブルの連続だった。先ず、新幹線チケットだ。長男にWEBで取得して貰った。ただ、そのデータの紐付けが2台ある携帯電話の指定されたものが悉く逆だった。

 昨日のように、手順が違っていて何度も指示を駅員さんに仰いでも、ダメでみどりの窓口でチケットを発行して貰って何とか事なきを得た。

 朝。仙台駅にはトラブルを見越して、1131分発の予約だったが1時間前に着いた。朝メールで長男から指定された携帯電話をIC専用の改札パネルにタッチした。しかし、全く反応がない。一旦離れで、別の改札口に行って別の携帯電話でかざした。

 反応があって、入場できた。すんなり行ったので、長時間待合室にて座って時間の来るのを待った。少し早くホームに上がった。丁度お昼になる東海道新幹線で昼食を頂くために、仙台の故郷の味の弁当「銀鮭といくらのはらこ飯」を購入した。弁当屋で同じ名称の弁当を出されてどちらのお店の弁当にするか聞かれた。

 迷っていると、

 「中は同じですが、メーカーが違うだけです。」

 と、言われて弁当の写真が示されている方にした。

 車両内の席は満席に様だったが、私の横だけは来る時の2路線の新幹線と帰りの2路線の合計4路線において、隣の席に乗客が座る事は無かった。全て、グリーン席だったが。

 あっという間に、東京駅に着いた。心配して長男からメールが来て携帯電話の指定があって、その携帯電話を示して東北新幹線と東海道新幹線の接続改札口に行って係員に説明した。そうすると、

 「この改札口はWEB対応はしていないんで、一旦出てから再度東海道新幹線入場口から入って下さい。」

 との事だった。

 市の通りしようと、東北新幹線構内から外に出る改札口に行くと、係員が大きな声で、

 「だから、どこから乗ったのか?」

 どうやら、若い女性二人が何か不審な言動で外に出ようとしているらしい、と思えたので黙って並んでいた。何か小声で女性が言うと、同じように大きな声で同じ言葉を吐かれたが、女性はお互いに顔を見合わせるだけで、その問いには答えず。諦めてその場を去った。

 私の方はすんなり外に出て、東海道新幹線の入場口で長男に指定された携帯電話をかざしたが、ノーアクションだった。おかしな、ともう一方の携帯電話をかざすと、反応があって入場出来た。

 新幹線の中では、いつの間にか眠ってしまった。一旦起きたが、現在位置を携帯マップで確認すると、琵琶記の横だった。何と2時間も眠っていた。新大阪駅に着いて、降りる準備をしている時に、コートとマフラーがないのに気付いた。その前に、帽子を失っていた。