行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

秘境の一軒の温泉宿へ

 良かった。私が仙台に帰省しての楽しみは、仙台駅に隣接しているメトロポリタンホテル西口にある和食の「かわ瀬」にて頂く朝食である。コロナ禍の期間は、残念だが提供がなされなかった。

 それが、今日の朝は頂けた。4年振りだった。全部平らげて、お腹がパンクしそうな満腹感だった。ゆっくりと、朝8時頃に2階に降りて、「かわ瀬」に入った。全て個室である。早速、冷水、暖かい麦茶が提供されて、十六石米、粥、白米の選択を聞かれる。白米にした。

 美味しいので、箸が止まらない。満腹して、満足して先輩からの連絡を待った。今日は、先輩が計画してくれていた、蔵王町の鄙びた1件だけの温泉宿に連れて行ってくれる。

 電話が来て、待ち合わせ場所を二転三転して、やっと決まってその場所に向かう。スポーツカーなので、乗降時に体を曲げたり伸ばしたり、身体の硬い私にとっては、地獄だ。頭はぶつけるは、身体を曲げて乗車して身体を伸ばして、足を入れる。それを何度重ねた事か。身体とか腰とか痛くて、腰椎分離滑り症を発症した経験があるので、一段と心配になっていた。

 車に乗って方向は私の卒業した中学校や小学校と言う母校の前を通過してくれた。そこから、一路西方向に向けて先を急いだ。見るからに田園風景や雑木林などの中を立派な道路が走っていて、何となく違和感があった。

 途中、道の駅に立ち寄って新鮮な野菜や郷土のお餅や漬物などを見回った。

 再度、スタートして段々とポツンと一軒家的な温泉宿を目指して進んで行く。赤い屋根の温泉宿が、一段と下がったところに見えた。目的の「鎌倉温泉」の表示が見えた。出発して1時間以上の時間を要して遂に着いた。

 早速、衣服を脱いで湯船に向かった。湯船自体は、5人も入れば満杯になる様な小さなお風呂だった。ただ、熱そうで私は苦手だ。そろりそろりと湯船に足を入れて、暫く座っていた。身体が熱さに慣れた頃合いを見て、身体全部を湯船に入れた。熱いが我慢して暫く佇んだ。

 湯船から出て洗身体して、再度湯船に身を沈めて温まった。出て衣服をを着て広間に行ってガリガリ君を頂いて、火照った身体を鎮めた。

 ランチを注文した。私がカレーうどんと味噌おにぎり。先輩がラーメンライス。私は、味噌握りを残して、夕飯に充てた。

 帰りは一路急いだのだが、私は先輩の運転に気持ちが良くなって何度も眠った。蔵王町、村田町、岩沼市、を通って仙台市に入った。海沿いの大震災の被害地域で、復興支援で新たな街やスペースが出来ていて、立ち寄ってスイーツを頂いたりしながら少しずつ戻って来た。

 夕食を一緒にして、と先輩は考えていたが私の疲労感がピークなので、ご挨拶して来年の再会を約束して解散した。

 移動中に、何度か同一人物から電話が何度もあった。着信記録は「非通知」か「公衆電話」で留守番電話を聞くと、

 「市役所から紹介して貰いました。今直ぐに住める部屋を探して欲しいです。」

 そう言って、何度も電話した様だったが、私は全く気付かずに、全て取ることが出来なかった。夕方以降は、全く掛かって来なかった。

 障がい者自立支援センターから、先日、転居したい障がい者の面談を行ったが、求めた行動がなされずに私どもが主導して進めて欲しい、との事だった。

 三輪さんから、メールで重要ものを転送して来た。