行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

私の老後プランは実現不可能か

 






電話の営業が余りにも多過ぎてウンザリだ。それも、同じ事業者から掛かってくる。それも、何度でも掛かって来る。私は、その相手先を電話番号に合わせて相手先名を登録している。営業の電話には出ない。

 その登録も単純に「人材紹介営業」とか「営業代行」など単純な記録から「最悪しつこい営業」「詐欺営業」など、電話番号で検索して得た書き込みがあった他者の言葉を引用して明記している。

 たまに、苦笑する営業スキルを駆使して頑張っているのが分かる手法には、勉強になるものもある。

 「突然失礼します。代表の佐藤様でしょうか。ウチの山田が4月にお約束していながら、ご訪問出来ずに申し訳ありませんでした。たまたま、ウチの営業の者が明日守口市近辺に伺いますので、10分位お時間頂ければ商品のご説明にお伺いしたいのですが、ご都合の良いお時間をおっしゃって頂ければありがたいのですが。」

 「4月のお約束は覚えていないのですが、おたく様は何の会社ですか。」

 「SBの代理店ですが、料金を今より下げるプランのご提供ができます。現在、何台の携帯電話をご使用でしょうか。」

 「ウチは、決まっている代理店があるので結構です。」

 「話しを聞いて貰えるだけでもお願い出来ないでしょうか。」

 「忙しいので、勘弁して下さい。」

 「今より、料金がお安くなるプランに興味がありませんか。」

 「料金には興味がないです。信頼や信用の有る代理店とお付き合いをしたいのです。やっと、そこと巡り会ったので結構です。私は大阪の人間じゃないので金銭では動きません。兎に角、忙しいのでいいですか。」

 「ウチも信用を頂いている代理店ですので、いつかお時間を頂けないでしょうか。」

 「兎に角、今は必要がないので、お断りします。」

 尚も、食い下がる営業マンを、すみませんと言って振り切って電話を切る。

 また、先日はネットを見ていて、いつもの様に興味が湧いてくてカラクリを学習しようと入り込んだ。

 一円も投資せず、毎日10分位で月副収入50万円とか言う言葉に興味を持って情報を得ようと接続して、入力項目を入れ始めたが最後まで何をどうするのか分からずに、最後の送信の文字が表れて、やはり不安なので送信せずに切断した。

 処が、翌日、電話が掛かってきた。送信しなくても、分かる様になっていた。

 「こちらが指定した商品をご自身が保存してあるメールアドレスに紹介して、成約したら歩合で手数料をお支払いするコースと最初から知人に商品紹介して購入されれば8%と言う低率な手数料を支払うと言う。

 余りにも、少ない手数料と何を販売するのか分からない話しに、お断りして終えた。

 別に、自分が相談や仕事を受ける参加しているポータルサイトから、最近は今迄の行政書士の業務分野ではない、人生相談と言う分野の紹介が増えて来た。

 内容はよく分からない案件が多く、ただ昨日あった2ケースは一つは女性が「人付き合い」で、男性が「仕事」だった。

 書類作成や行政や医療機関へ同行などでは無く、責任感が重くのし掛かる人生問題、生きる事の行き辛さが思われる相談内容だった。

 さて、今日も朝から通常出勤だった。暫くは、出張で見れなかったメールを確認して必要なメールを読んで必要な返信をして3時間は掛かった。それでも、10時にはなっていないのです。

 メールで来ていたセミナーや学習のお誘いのうちの、大阪府の創造研究所主催のイベントでプロデュース育成に申し込んだ。スケジュール表を整理する。

 溜まっている書類や封書を整理して、顧問の社会保険労務士へ被扶養者の健康保険扶養条件から除外されたので、届出書を作成して提供した報告する。

 常勤社員の10月分給与計算を行った。大阪府への処遇改善実績報告書修正を作成してFAXした。

 さいたま市の妻からキッチンの修理をしたいので見積もりを取る、とのメールが来る。以前から、自宅を使いやすい様に老後を考慮して修繕する様に何度言っても、お金を使いたくないのか老朽化するばかり。

 お風呂も10年も言い続けて、やっと広いオートメーション設備を備えて、ついでにトイレも大改造した。

 キッチンについても、20年も前から電磁式に帰る様にレイアウトも含めて改造する提案をしていた。貯める一方で使わない態度に、諦めた気持ちになっていた。

 70歳になって、年金受給を繰下げ限度の歳になったので受給できる様に、役員報酬を5分の1に引き下げた。それでも年額で100万円以上は不支給されている。

 私の年金支給申請手続きに同行した妻は、私名義の年金受給用の通帳を作って来たと言って、

 「この口座に振り込んで下さい。」

 と言って、この20年以上稼いだ50億円以上の内の私への支給額10分の1の額、妻がが管理している。

 私には老後のプランがあって、その話し合いをしようとしても、減らす話には一向に乗って来ない。なので、コロナ禍に入ってから、自分でプラン実現する為に一から貯蓄を始めた。

 目標額に近付いて来た。しかしながら、私には責任が生じて来た。社員の行く末と行政書士として契約した死後事務及び遺言の執行人としての責任だ。選任された後見人としても責任がある。

 また、公的な立場であるものもあり、これから携わる地域貢献事業の結果も出さないと依頼した方への責任もある。

 人生の時間も無くなり、健康寿命も無くなる。

 先程、「もんたよしもり」さんの逝去ニュースが流れた。私と同じ年齢だった。先日の、谷村新司さんも同年代だ。