行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

立場を自覚してね

 色々な考えの人がいるので、気にしていたらキリが無いので、拘らないようにはしている。それでも、誰が困っているのか、考えて欲しい。相手の無責任さに、心に残ってしまう。

 市役所にて10時の面談約束だったので、9時に事務所を出た。少し早かったので、時間調整して10時直前に面接室に入った。

 ソーシャルワーカが同席する。直ぐに状況説明を受けた。それが、ご本人ではなくソーシャルワーカが説明をする。抑揚の旺盛な話し方で、時には冗談混じりで場を和ます気遣いが大変だと思う。

 それでも、面談の1時間強の間はずっとこの様な調子だった。ご本人の声を聞きたかった。現状はともかくとして、今後どうしたいのか。特に血を分けた家族間の事が重要で、一般の案件とは異なる性格を有している。

 特に相続関係の絡みがあって、現預金は分ける事はできるが不動産は共有名義になり感情的な課題があれば、簡単には分けられない。居住権などが絡んでくると、立ち退き調停や裁判となって拗れてくる原因にもなる。

 感情が入って来ると、まとまるものもまとまらなくなってしまい、話を聞くと障害という言葉程度では収まらないような経緯がある様だ。そんな時に、ご本人の考えを聞くが、ソーシャルワーカが引き取って司法での解決はやむを得ないなどと言い出すのでは、これ以上私の方では進める訳にいかない。

 あくまでも、本人の意思が優先されるべきことなのだ。ベテランの域に入っている経験豊富なソーシャルワーカの知見は重要だが結論ではない。

 そんな話しをして、時間が来た。直接連絡をくれるか、こちらが求めているご本人の言葉を得てから動く事にした。困難な案件ではある。デリケートな精神状態のトラブルには、アドバイスを含めて介入が難しく、私も要望された事については支援出来る具体的な返事をした。

 ただ、ベテランソーシャルワーカの聞き方が困る。

 「二部屋に沢山のゴミ屋敷となっている荷物やゴミなどが散乱している。区分けして段ボール100個位の荷物を新たな部屋に運んで貰うのに、数万円は掛かりますか?」

 何を言っているのか。

 この時代に、トラックと作業員数人を確保した引越しで数万円などいつの時代の話だ!

 「数十万円はかかると思います。」

 と、返事すると相談者はガックリとしていた。

 保証人や緊急連絡先を求められていると言うので、保険加入で対応すると説明をして、加入意思を示した。

 しかし、その大事な案件の返事もソーシャルワーカで、追認をご本人する様な形になっていた。

 そうして、現在、収入がないので家賃の支払いについて質問させて頂くと、ソーシャルワーカが、将来の生活保護受給申請まで返事をしていたので、サポートはどうしたものか、と思案してしまう。

 十分な安心感を与える事が出来なかった不完全燃焼の気持ちで、今日は終えた。

 午後から、迷ったが大東市の奈良県境飯盛山中腹のリハビリテーション病院に向かう事にして、相手の昼時間を避ける為に銀行に立ち寄った後に昼食を「そじ坊」で摂った。

 その間、門真市居住者から居住確保支援の相談があった。市役所からの紹介だということで、リハビリテーション病院に行った後に、次の約束に向かう途中で電話して面談する事に合意して、待機をお願いした。

 昨日に守口市包括支援センターからも、居住確保要配慮者の相談者へ当社の連絡先を教えたので、対応要請を受けていた。

 午後1時半にリハビリテーション病院に着いた。担当者を呼んで、先日寝屋川市役所から受け取った書類を手渡した。懸案が少しずつほぐれて行っている。

 戻りながら、先程、約束した門真市居住者の住宅確保支援相談者への面接連絡をした。処が、数回掛けても出ない。約束した時間に掛けているのだが、結構こういうことが多いので、もう気に掛けずに自己責任で対応して貰えたらと願わずにいられない。

 約束の2時に何度か連絡したが、電話に出ないので約束場所を通過してマンションに戻り一休みした。

 4時に、デーラーにて自動車保険契約書の内容を確認する約束があって、3時半に出発して約束時間に着いた。処が、約束した担当者が外出していて不在だという。資料を預けて直ぐに出た。

 今夜はすき焼きで、肉は先日購入していて野菜だけ不足して購入しに向かった。