行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

業務依頼相談相次ぐ

今日も、昨日に続いて千客万来だった。お仕事から言えば、午前中は、賃貸住宅入居時の緊急連絡先受任依頼があって、大阪府住宅供給公社に入るのに緊急連絡先が必要で、その依頼だ。知己のある公社職員に条件を聞いた。

 家賃保証会社が求める緊急連絡先の条件が分かった。2社あって、1社は個人。もう1社は個人で親族に限る。

 その情報を依頼者に伝えて、条件の合う前者の保証会社を選択するのがベターだと助言した。続いて、門真市で火災に罹患した方々、避難所の自治会館にて寝泊まりしているので、直ぐにでも住める居住地確保で動いた。

 不動産仲介業者に連絡して、私が被災者と面談する自治会館に面談する3時に来て貰う様にお願いした。

 水曜日は不動産関係は休日だが、別件で出勤しているので、集会所迄来てくれる事になった。加えて、彼のお客様が立ち退きで転居する先の大家さんの条件が保証人か緊急連絡先の確保。

 しかし、親族との関係が断絶しているとの事で、私の提案した少額短期保険活用で、死後事務迄含んだサービスを希望されたので、その資料も準備した。

 3時前に集会所に到着する。直ぐに彼のお客様への葬儀保険利用した緊急連絡先、死後事務契約の説明をして、加入を了承したので、少額短期保険担当者に電話して契約者に電話を替わって問診して貰う。

 その間、被災者へのファーストアセスメントを、到着した自立支援センターケアマネジャー立ち会いで居住支援手続きを始めた。

 緊急という事だったので、不動産仲介業者呼んであったので、希望する場所や直ぐ住める設備が設置相手ある物件条件がクリアできる居住が見つかって、相談して来たケアマネジャーが、相談者に

 「とんとん拍子に決まって良かったね。」

 と、言って喜んでくれた。

 私も、市役所を始め焼け出された人に即安心を与えられて仕事冥利に尽きる。

 4時になっていた。このまま、寝屋川市役所に向かった。脳梗塞で倒れた患者への事務委任支援だ。6月から4ヶ月目に入る。リハビリテーション病院に転院している間に、解雇された。未だ50代と若いだけに不憫だ。

 解雇されると、企業保険から国民健康保険に移行しなくてはならない。その手続きが、複雑で面倒で前進しない。

 自宅に戻れない症状なので、住んでいた部屋を明け渡した。国民健康保険加入手続きを取って、健康保険証を受け取るばかりだったがこればかりは本人が受領する事になっていた。

 お役所仕事とは不合理なものである。自宅はもう無い、と伝えても本人が現住所に居住しているか確認する目的も含まれている、と言って受領の委任状を示しても渡してくれず、発送した。

 当然、住民票上の住所地には誰もいないので、市役所に戻って行く。入院先の病院は、治療費の計算が出来ずに困っていた。その国民健康保険証を手に入れる為に、何度奈良県境の山の上にあるリハビリテーション病院と寝屋川市役所を往復した事か。

 その最後と思って、夕方寝屋川市役所に向かった。必要と思われる書類を提出して、その資料を持って市役所職員間で点検して窓口に戻って来た職員は、

 「長い間、お疲れ様でした。確認が出来ましたので、入院先のリハビリテーション病院に保険証と限度額証を送ります。」

 ホッとしたが、疲れは取れずドッとのし掛かって来た。

 駐車場に戻って座席に座ると、隣市の人権相談室から電話が入る。家庭不和で、奥様が耐え切れず今日今直ぐでも家を出たいので、住む家を探して欲しい、との事だった。

 今向かう事は可能だったが気力が失せていたので、期待には応えられないと返事して、ヒアリングに向かえる最短の日を示して、金曜日午前に訪問する事にした。

 戻りながら、振込などの手続きに銀行に立ち寄った。戻って来た時には薄暮寝屋川市なっていた。