行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

公正証書作成に向けて

 朝早くから、中島みゆきさんの「ファイト」を聞いて意識を鼓舞した。しかし、何度も聞いて長過ぎて自分でも、まずいんじゃないかと自問自答して執務に向かう。

 午後から東大阪市の有料老人ホームに向かって、入所者の希望に沿って任意後見、死後事務、遺言の3点についてヒアリングを行って公正証書への原案作成のデータにする事になっていた。 

 そのヒアリング時の質問内容をこれまでの公正証書を参考に一覧を作成した。加えて、四国の地方都市に本籍地があって必要な戸籍謄本を取り寄せる手続きと取り寄せに必要な請求書などの印刷を行った。

 続いて、大阪法務局での委任状を頂いた手続きの資料を準備した。そうして、先日寝屋川市役所にて手続きを行った健康保険の継続手続き済みの資料を明日リハビリテーション病院へ持って行く準備をして、PCに向き合って宅地建物取引士の受験勉強を行った。

 11時半に事務所を出て地下鉄乗り場に向かった。三輪さんが、和服のリフォームセミナーに通い始めたので、その学習が12時半に終わるの。それに合わせて駐車している京阪百貨店駐車場に向かう。

 今年初めて、移動に公共交通機関を使うことになる。一駅で降りて、銀行に立ち寄って手続きして百貨店の中を通って駐車場側に出ると人だかりが見えた。行って見ると、パンを出張販売していた。昼食にしようと並んだ。

 沢山買って、駐車していた車に乗り込んで三輪さんが戻って来るのを待った。程なく、和服のリフォームセミナーを終えた三輪さんが戻って来た。休む間もなく、東大阪市の有料老人ホームに向かった。

 1時間後、到着する迄で買って来たパンをしきりと口にして、お腹が一杯になった。いつもの駐車場に車を入れて有料老人ホームに向かって、待っていた住人と施設管理者、地域包括支援センター、ケアマネジャーと私ども二人を加えてお話しを始めた。

 公正証書3点セット。任意後見のお話しをして、遺言の具体的な相続財産の確認と引き渡しを受ける人の氏名や住所の確認をする。最後に、死後事務委任事項の葬儀及び納骨や執行人としての私で良いとの確認、私に執行能力を失った時の三輪さんが執行人となるとの確認などを行った。

 その後、準備して来た本籍地がある四国の地方都市への戸籍謄本を取り寄せる手続きを説明する。今後の流れを説明して終わると、希望として早く手続きをとって欲しいとの言葉があった。

 そういえば、昨日、不動産屋さんから私どもが代理店になっている少額短期保険を利用して葬儀保険に加入して賃貸住宅の死後事務をお願いしたいと、以前当社がPRしたシステムを活用する事になった。

 「大家さんも、保険に入って貰ったら安心ですと言っています。」

 との事だった。

 一通り終わって、来月の日程を決めて公正証書の原案を持参する事になった。

 戻りながら、昼食をどうするか悩みながら東大阪市から門真市に入って「びっくりドンキー」が目についたので迷わず入った。それ程、お腹が空いている訳ではなかったのだが、食べてしまった。

 その代わり、夕食はパスです。

 それが、余談ですがおかしな話しあった。突然、携帯電話に着信があって、発信先が長崎県長崎市との表示が出た。何だろうと思って電話に出る。

 「長崎県浦上警察署ですが、落とし物の件で電話させて頂きました。」

 と言って、落とし物の中に当社のNPO法人の身分証明書が入っていたと言って来たが、何故長崎市に。名前を聞いたが、そう言う名の社員はいないので、その様に伝えた。

 誰かが、当社の住所や電話番号を入手して身分証明書を作ったのだろうか。以前も、北陸地方の警察署から電話で、ある詐欺師が当社の名刺を作って何かをした様で気を付けて下さい、と言われた事を思い出した。