行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

今日は続いて精神疾患で財産があって身寄りが無くて

10時に隣市役所の市民人権相談室に相談を受けたので訪問する。担当の相談員からは、事前に簡単な情報を頂いていたが、基本からちょっと変わった住宅確保要配慮者支援依頼だった。

 現時点で、自宅の持ち家が有りながらホテル住まいを続けていて、ホテル並みのセキュリティーがしっかりしている居住場所の確保サポート依頼だった。

 少し進んだ心配性の方だとは人権相談室からの情報だったので、そう思って面談の席に着いたが、これ程まで心配症が進行しているとは予想だにしなかった。

 先日、軽微な犯罪を犯した人を収容し社会復帰へ向けて教育する「播磨社会復帰促進センター」での面談の際に、窃盗をそそのかす自分とやめろ悪事だと叱る自分がいて、2回共大丈夫だやれとの声に負けてしまった、との幻聴の話しを聞いたが、今日もその話しをずっと多分に聞いた。

 まさか、緊急で明日契約内容のサポートが必要になるとは思っていなかった。なので、説明用の模擬契約書は持参したが、正式な契約書を準備していなかった。同席した相談員が、

 「事前に説明せずに申し訳ない。」

 と、言って見本でもいいので、後から差し替える積もりで契約を交わして明日からサポートをお願いしたい、となった。

 つまり、緊急入院するのに連帯保証人及び身元引受人、独居であるために身に回りのものの購入、入院手続き書類の代理作成など。

 いや、当初から言われていた金銭管理、財産管理もある。通帳や印鑑など預かって欲しいとの要望だった。

 ただ、幻覚症状が相当ある様で、その話しを聞いていて、出来るだけ受容の精神でサポートして差し上げたいと思っているが、この症状で正式な契約が大丈夫なのか。

 これから3ヶ所の取引銀行他、自宅の売却、希望する任意後見契約、遺言書作成など項目だけでも相当な契約書や公正証書の作成が待っているので、精神の進行との闘いになりそうだ。

 最後に、起立して私の言動に感激と賛辞を頂き、丁寧に宜しくお願い致します、ご挨拶されて御辞儀をされた。

 当分は、振り回されるだろうが、女性の独居高齢者でもあるので誠心誠意対処していきたい。

 振り回される、と言えば今日の朝6時台から、連日、電話が掛かって来る家庭崩壊して一家離散に一直線に突き進んでいる女性からメールを頂いた。

 優柔不断で、結論までには長期間熟慮するのだが、決めた方向は最悪の選択が続いている。不安なので、家庭の大事な事も相談して来る。選択肢は提示するが、決めるのは自分なのだ。

 どうやら、昨日も選択肢を示されて、誰にも相談出来ずに決めて行動した事が、最悪の事態に陥る可能性があるので、その報告と後悔の念を早朝のメールにしたためて来たが、返事のしようがなくて放置していた。

 結論をした昨夜から、夜も眠れなかったのだろう。不安症が、その判断を狂わせているのだろう。しかし、私がこれ以上深入りする訳にはいかず、なので返事も出来なかった。

 今日は、その様な精神的に不安定な方との関わりが続く。夕方、精神の病に侵されている方から、電話が入っていた。弟さんも、同じ様な病に侵されて、現在、障害者自立支援センター相談員を通じて成年後見審判申立を行っていて、私が成年後見人候補者となっている。

 ご両親が、相次いで亡くなった。大きな財産を残して逝った。お姉さんには税理士が代理人となって、私が弟さんの審判が下りた場合成年後見人となり、相続の手続きを税理士と協力して行う話しをしている。

 その間、何度となくお姉さんから電話を頂いて、長時間取り留めもない話しを聞いている。でも今日は8分だったので、かなり短かったので、何故か嬉しい。

 夜、7時頃になって地域包括支援センター管理者から、プライベートな相談の電話があった。私も勉強になるので、調べてご返事を差し上げる事にした。

 ご実家は、既に誰も住まなくなって何十年も経ってしまった。大きな建物があり、横に蔵が2棟立っていた。その処分を依頼されて泊まり掛けで、現地に確認に行った。

 しかし、望む条件と紹介したプランが合わずに、もう3年も経過していた。釘を刺されたのは、私が利益を上げずボランティアで、と言うものでいつしか忘れて記憶から去っていた。

 それが、この日、電話があって国が引き取り手が無い土地を引き取ってくれる法律が出来た様なので、教えて欲しいと言うことだった。

 調べて連絡する事にした。調べたら、確かにあった。何と、今日施行された法案だった。纏めて提示しようと思うが、大きな母屋と蔵2棟があるので、このままでは無理だ。

 その上、相当な田舎なので、境界線が明確になっている公図が無いかも知れない。

 雨が強く降っていて、気は大雨で横になってばかり。

 ビジネスケアラーの番組を見た。コメンテーターが、レベルが低くて解決策の発言にガッカリ。会社がもう少し社員の現実を理解して負担しろと言うが、大きな会社ばかりじゃないんだよ。

 勤務先によって支援内容が差が出るのはおかしいでしょう。誰でも言える様な発言しか出来ない。

 ビジネスケアラーに代わってケアをする人の確保と軽い負担の派遣。やはり、技能実習生の積極的な受け入れを規制撤廃して行うべき。