行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

日曜日でも通常業務です

朝は、未だ寒い。

 でも、東北生まれで東北育ちなので、心身とも引き締まり気持ちよく出勤する。ポットでお湯を沸かして、珈琲を淹れる。

 さて、今日の仕事は二つの案件をする計画を立てていた。一つは、明日、兵庫県加古川市にある軽微な犯罪を犯した人を収容する加古川社会復帰促進センターを訪問するが、その時に受刑者に示す、残置物放棄書の作成。

 その流れで、27日に人権相談センターにて相談者に提示する、保証人関連の契約書、生前及び死後事務委任契約書等の原案作成。

 二つ目が、成年後見審判申立の成年後見人候補者となる依頼案件の、データを頂いたので申立書の打ち込み作成である。

 早速、基本が出来ている「残置物放棄書」を対象者に合わせて修正する。基本、刑務所から出所して来る刑余者は、殆ど、所持金がない。借りられても交通費くらいだ。

 その金銭を持っていない刑余者に、普通の契約書を示しても必要な金銭は取れない。誰も契約書条文は見ないし、金を貸してくれる公的機関がある事はあるが、それは刑務官がどう判断して事前に連絡をしてくれるかどうか。

 契約で必要なものは、残置物の放棄同意だ。再犯する可能性が高くて、捕まると当然だが連絡がない。教えてくれる機関弁護士事務も有るが、ほとんどが分からない。

 分からないから、行方不明になったのか逃げたのか戻って来るのか、部屋はそのままで荷物も勝手に動かせない。

 家賃が入らない。大家さんが、泣き寝入りだ。その事例が、昨年2ケース発生した。不動産屋さんに悪いので、何とかしようと思っていた。犯罪を犯して守られて、好意で貸した大家さんが泣き寝入りするのが現実だ。

 その被害を少しでも回避する残置物処理の契約書を作った。つまり、放棄書だ。それを持って、刑余者に事前に示して同意を頂く。

 成年後見審判申立は、泉南地方のケアマネジャーからの依頼だった。大変な思いをしてケアマネジャーが生活維持のサポートしていた。暴言暴力が多くなっても何とか付き合っていた。

 それまで小口現金程度は、ケアマネジャーを代理人として認めていた銀行からも成年後見人の申立てをして欲しい要請を受けたので、お願いされた。

 申立人は、実の兄であって戸籍謄本などの取得手続きを行って貰っているが、ご自宅が隣の県の尼崎市にあって先日面談した。

 自分でライフワークとして、江戸時代の生まれた先祖まで遡ってオリジナルな家系図を作っていた。それを写メさせて頂いて、それを元に家系図は出来上がった。

 ケアマネジャーから通帳の写しや請求書領収書の類や届いた未開封の封書を預かって、各種様式に転記した。

 そんな作業で、午前中は終わった。

 自宅マンションに戻って昼食を摂って、直ぐに徒歩で銀行に向かって社員の報酬を入金した。

 今年は、全員公平に1万円の昇給を行なった。平均手取りで30万円を超えるので、介護事業従事者にしては世間の給与レベルの何割も高額だ。

 部屋に戻って、一眠りした。昨日の、家庭家族が大変な事になっている不安症な方から、相談を受けて、夕食の準備に取り掛かる。

 野菜たっぷりのかき揚げを作った。ミツバが

メインで2把。玉葱1個、茗荷4個、薩摩芋少々、薩摩揚げ小4個、赤海老4尾、など。

 また眠ってしまって、起きたのが夜半の今。これから、選挙の開票でも見ようと思う