行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

嬉しい出来事

 誰でも、相談に乗っている方がいい方向に向かっているとの報告を受けるとアドバイザーとして、嬉しい。

 その上で、

 「いつもこんなに親切に相談に乗って頂いて、一度お目に掛かって多くのお礼は出来ないのですが、少しでもお礼を差し上げたいのですが、お時間を頂けますか。」

 「いや、そんな事を考えずに自分の事を考えて生きて下さい。」

 何度か、押し問答を続けたが、これだから人生に失敗し掛かっているのだと思って、

 「そんな事を考えているからダメなんです。私は、無理している訳じゃなくいつもこんな感じで、仕事をしています。遠慮なく、何でも聞いて下さい。」

 そう言って、聞かれた内容について私の返事では納得できそうもない感じだったので、その分野に秀でている天王寺区の行政書士を紹介した。

 「市役所は休みですが、その行政書士さんはやっていますか?」

 「ネットで検索すると、24時間対応の電話もありますので、メモして下さい。」

 そう言って、電話番号を伝えた。

 もう半年以上の期間、相談というか話しを聞いている。結論は、自分で出すのだが、一応、第三者の意見を聞きたい、と言うタイプだと思う。なので、自分なりの意見を言うわけでは無くヒントを提供して、決断を急ぐ手伝いをする立場を意識しながらお話しを聞いていた。

 このコロナ禍で稼業が悪化して来る。旦那さんは、自分も同じだが家族に心配を掛けまいと、塞ぎ込みながらも孤軍奮闘する。

 奥さんは、稼業がどうなっているのか何も知らされずに心配だけが増長して、ストレスが溜まって来る。沈み行く船の中に居て、何とか逃げ出す事を考える。

 私も、50年以上前に故郷仙台を出る時に、同じ様な理由で、家族の犠牲になりたく無くて仙台を飛び出した。黙って、家を出て東京に向かったのだ。

 そのお話しを聞いた日から、節目節目に電話があった。一方的に聞く時間が殆どで、手続きや制度のお話しだけはさせて頂いた。

 自分の思うままに自由を得て、被害から逃避がなった。しかし、父親の孤軍奮闘を見て、息子さん3人が元旦那さんの負債を返済にチカラを合わせて対処し始めたという。

 一旦は、離れてホッとしたが、息子たちの姿を見て、居た堪れなくなって、自分も元旦那の仕事を手伝った、という。

 その際、

 「自分が出来るのは、車の運転で、、、」 

 と、車の運転した事を知人に話したら、やっと受け付けて貰った生活保護がダメになると言われたようだ。

 無報酬で運転しただけなので、何の問題もない、と言っても

 「折角、生活保護申請の受付して貰ったのに、取り消しされるよ、と言われた。」

 と言いながら、私の話より知人の悪い話しの方が比重が高いので、全国的に著名な行政書士の生活保護専門家を紹介した。

 朝一番で、先日の借地権付住宅を相続した被後見人の手から早く手放して、被後見人の心身が芳しくないので土地所有者に迷惑が及ばない様に動いたが、土地所有者の余りの強欲に調整するのを投げた。

 もし、被後見人が亡くなったら、相続人が居ないので債権者が相続財産管理人の選任申立を行って、費用の分だけ選任された管財人から受け取る事が出来る。

 被後見人が相続した物件は住むには大修理が必要で、基本取り壊ししかない。それは、誰も費用負担する者がいないので、土地所有者が自己負担で行ってから、その費用を相続財産管理人選任を申立ててから、回収する事になるので、大きな負担と大きな時間を費やしながら、利益は挙げられない。

 そのリスクを回避出来るように、被後見人が元気なうちに、売却してその方が交渉相手として存続出来る様に配慮したのだが、強欲で自滅した。

 土地所有者として、上物を売却同意する印鑑の押印代として150万円要求されるされた。この手の物件の評価から高くても30万円くらいと、関わった複数の不動産会社が言っていた。検討する余地も無い。

 余りにも乖離が大き過ぎるので、こんな意味の無い調整に力や時間を使うのもバカバカしいので、調整を打ち切る通告を土地所有者に行った。

 当日は返事が無く、翌日も無し。その方が面倒臭く無くていいや。しかし、昨日になってメールの返信があったたが開封しなかった。今日も見なかった。先程、開封した。

 交渉する余地を残していたのに、と書いてあったが冷めているので、何を今更、何の感情もない。

 午前中は、健康保険組合への手紙や損害保険会社への新たな保険加入の手続きを取った。

 20日〆の社員の出勤簿が揃ったので、給与計算を行った。一時の3分の1に減って13人になったが、40人の非正規雇用者と総額は350万円ずつ同じで、先月の収入から支払いを行う。

 3月は月間収益が1500万円位、4月は見込み額1400万円位。人件費比率が50%位。

 私が新たに考えている事業に必要なポータルサイトの売買サイトを見て、良さそうな物にアクセスしようと試みたが、上手く繋がらない。

 何となく今日は気持ちよく終える事が出来て、良かった。

 三輪さんは、今日も二泊3日で死後事務委任者宅の、遺品整理業者に依頼する前の区分けに行っている。