行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

不信感を持って頼りながら、また、不信感

 サポートして居る方が亡くなった事件は、非常にショックだった。私は、いつも黙ってその始末に対応していた。誰にも言えない、誰にも責任を求めない。

 そんな自分を試す様に、起業して5年間の間に事件事故が相次いだ。

 今度も不思議な事件が起こった。亡くなったのは、起業直後から支援していた全身性障がい者だった。大人になってから、全身が麻痺して来る筋萎縮性側索硬化症(ALS)だった。

 物凄く性格が良くて、煩悩の塊だった。電動車椅子を駆使して頻繁に外出して、煩悩の処理に勤しんでいた。

 そんな中で、外出支援は出来るだけ私が対応していた。私も、障がい者向けの全身性障がい者支援の移動介護の資格、視覚障害者支援や知的障害障害支援、殆どの人が持っていない精神障害者支援などの資格も有していた。

 その全身性障がい者への家事支援は男性がが担当していた時間もあって、真面目な若くして苦労していた彼は親身になって支援していた。

 処が、その彼がある日支援に入るとベットの傍に倒れていた彼を発見した。救急車を呼んで病院に付き添ったが、亡くなってしまった。

 警察署に遅くまで拘束されて事情聴取された。それも、連日呼び出されて何度も同じ事を聞かれて憔悴しきっていた。退職を口に出していた。

 その彼が追求された事が、死因に繋がって居る。それは、テーブルの上に干し柿が置いてあったもので、誰が置いたのか。それを追求された。

 誰もそんな物を準備しない。それも、ケアに入る前に誰かが侵入して干し柿を置いて行った。それを、筋萎縮側索硬化症の彼が口にして喉につかえて窒息死した。

 一体誰が、これまで、1日3回ヘルパーさんがサポートに入っていて、時には通院などの支援をケアプランに従って支援して来た。誰にも、他人には一切、誰にも会った事もない。干し柿など購入する事もないし、テーブルの上になぜ彼が口にした干し柿があったのか。

 誰にも会わずに彼の部屋に入る事が出来るのは、ケアプランを作成して居る人物。利用者の支援を作っている人物だ。

 支援して居た彼は、犯罪者に見られて、耐え切れずにこの介護から足を洗って農業に転じたと聞いた。

 この直後に、同じような事件が続いたのだが、これはまた後日。


 午前中に事務手続きを終えたいと思って居るのは、大阪府に対する補助金の申請書の着信だ。もう3日目に入って、終わらない。申請書は出来ていて、大阪府に提出したいのに、着信しない。

 大阪府の受信容量が小さいのか。何度送ったのか分からないくらい、操作して居る。メールで、新たに担当者となって居住企画の異動して来た女性職員さんから電話が何度もあって、私も何度も掛けて数時間後に分かった事は、共同申請者の不動産法人の定款が容量が8MBで、大阪府の受信容量がオーバーという事が分かった。

 なので、大容量のデータファイルを搭載して送信できるメールを送ってくれると言う。私が、午後は外出するので対応は明日になる。

 どうして、他の資料はKBなのに5ページくらいの定款のPDFがそんなに容量が大きくなるのか、理由が分からない。

 それに加えて、これも継続して作成している施設入居者向けの保証人名目の、取り巻く諸契約書等の完成に向けて頑張った。

 先ず、保証人なのだが、入院時の書類代筆対応、親族等への連絡、死亡時の遺体引き取り、遺品整理などの基本的なサポートの実施。

 オプションとして、死後事務や残置物撤去及び保管、火葬、葬儀、財産の処置、行政手続きなどの契約書の作成を終えた。

 成年被後見人が入所して居る有料老人ホームの施設長から電話が入った。心身の状態が思わしくないので、訪問リハビリやマッサージを入れたいと言うので、預貯金があるので施設長の判断に委ねた。

 その被後見人の配偶者も別の有料老人ホームにて、これまた心身の状態が思わしくなく、入院して退院の目処が立っていない。任意後見契約を交わしているので、後見監督人選任の申立てを行っている最中だ。

 別の、成年被後見人の治療にあたっている医療機関から電話があって、私の手が離れていて状況が分からなかったが、ホスピスに入所した様だ。

 あれ程、民間療法を導入しない様に親族に助言したが多額の財産があったので、成年後見申立人は、ご本人の為にお金を使いたいとタクシーで数万円も掛かる遠方に効果が期待出来ないクリニックに通院させていた。

 何かが起こる前兆の様に感じる、問い合わせや相談者の動きに得も言われぬ不安を感じている。

 昨日は、日曜日にも関わらず、瀬戸内海に面した遠方に住んでいる方から、大阪府の私の活動して居る近くに移住したい、親を看取って身寄りが無くなったので、と保証人や緊急連絡先になって欲しいとの要望だった。

 今日の午前中は、他県の刑務官から出所間近の犯罪歴のある人の困った時の相談相手として私の名前と連絡先として教えていいか、と言ってきた。

 午後には、府内だが遠方の方から、家庭内の問題、不動産関係のトラブル、裁判沙汰、世の中信じられないと長時間お話しを聞いて、そしてお願いがあって、最後に私を信じていいのかと言われた。

 世の中、相談相手も見つけられず全く知らない相手に相談した挙句、それも信じられない。

 よく考えて見れば、みんな電話で相談して個人情報やプライベートな事まで開示して、その話しをしている最中に信じられなくなる精神。

 世の中に生きている、人間不信が段々と大きくなって行く。

 それにしても、ローンを医療費負担が多かった月に支払いが滞ったのがあって、ブラックリストに残って不動産賃貸が出来なかった様で、その時に申告しなかったと不動産会社から損害賠償請求が来た、と言うが日本も訴訟大国に向かい始めている様だ。

 大阪市内の老人ホーム紹介業者から、当社のホームページを見て保証人の相談があった。最近は、ホームページからの相談が目立って来た。少し、真剣に更新しないといけない。

 夜になって、三輪さんから報告があった。二泊三日の泊まり掛けで、死後事務委任契約に従った遺品整理前のチェックに出ているが、多額の金銭が室内で発見されたと



報告があった。