行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

信頼は、金の力に負ける訳にはいかないんです

 さて、利用者の猟奇的な死亡事故が表面的には収束し始めてたが、こんな時にこの様な事故を嗅ぎつけて来る輩が居るもんだ、と新たな認識を持った。

 一人は、当社のお局ヘルパーと第一発見者がタッグを組んで、発行部数最高の新聞社に情報提供して、新聞記者が証拠固めに動いていた。 ケアマネジャーの所属している社会福祉協議会や介護保険制度運営者の市役所責任者、第一発見者、警察署などへ取材を行って居ると情報を得ていたので、いずれ、私の処に来るだろうと覚悟はしていた。

 もう一人は、これが分からない人物だ。名刺は社会運動家のようで、亡くなった方の親族だと言って来た。

 慰謝料を請求して来た。この二人の自称女性社会活動家との駆け引きは2年もの間続いた。

 事故当時管理者だった者は精神的に参っているので、人事異動でこの現場から遠ざけた。

 最初の難関は、新聞記者との対決だった。当社の部内の連絡が機能していなかったのが原因で起こった死亡事件だと決めつけられたら、膨大な損害賠償請求権が成り立ってこれからの人生は、破滅するかも知れなかった。

 覚悟していた通り連絡が来た。人を遠ざけて、当社事務所にて記者とサシで話し合った。事実は調べて示されたそのままで、ただ、警察署の見解は心強い味方だった。事件性はなく、過失も無い。持病の心臓の病で、筋肉が何らかの作用によって膝の筋肉が考えられない動きを示してバネに様に動いて身体が飛んでいった。

 事件を創り出そうとする新聞記者に記事を創られたのでは、記事が掲載されたのでは遅いので、一世一代のパーフォーマンスを見せた。詳細の言動は死んでも言えない。ただ、政治力を誇示した。

 取材が終わってから、一月程度まいにち新聞を注視していた。もう大丈夫と思ったのは、相当時間が経ってからだった。

 もう一つの厄介な女性社会運動家は、私が、親族だという証明を求めたのに対して、市役所の責任者の所に行って何か脅しに近い事を言ったようだ。

 私の元に、その責任者から電話があって、早く解決しろと要求して来た。親族を名乗っているが、その証明を求めていると言っても、早く処理しなければ監査をすると言われた。

 責任者自身がその職の在任中にトラブルが発生したら、今後の役人人生に傷が付くのだろう。その理不尽な要求には乗らなかった。女性二人の女性活動家は、どこでこの事件を知ったのだろうか。全く、分からないまま金銭的に要求を続けて来る。

 ただ、慣れているのか絶対に金額は言わない。私の方で要求する金額を言ってくれと言ったのだが、何度言っても当方が示すべきだと言ってくる。

 念の為に、友人の保険屋さんに相談した。当社に負担が掛からないように策を講じてくれる。早く解決して業務に専念する様に言ってくれた。

 しかし、保険適用をする為には、当方の過失を認めないといけない。

 それは、社員の過失を認める事になる。信頼関係は金に負ける訳にはいかないんです。

 続きは、またの機会に。


 朝から、この大阪にしては久しぶりの終日本格的な雨模様だった。雨が、事の他、苦手なので引きこもっていたかったが、午前中だけなんとか事務所に向かった。

 朝、メール確認して驚いた。大阪府の補助金申請した居住企画からだったが、驚いた一つは申請書に添付した資料で、メールによると共同提案事業所のうちの一つ不動産会社の資料だけ不足しているので、チーム3法人の資料を揃えて欲しい、とあった。

 昨日、全部揃えて送付したが、何故かその法人の資料だけが未着と言われた。兎に角、その法人分を含んだ添付メールが未着となっていた。

 徐々に細切れにして送信した。最初、全部一本で送信したが未着に。三分の一ずつ送って、その法人の資料が含まれていた分だけ未着。残った分を分割して、片方だけ未着。次も同じで、最後にその法人の分割出来ない一つのPDFだけ残ってしまった。

 処が、最初の10数個の添付ファイルのメールは、CCで3法人に送付して大阪府を除いて、着信していた。

 大阪府からは、一括して送付してCCをも指定して来たが、受信出来ないのは大阪府だけで、他のCC3箇所は着信しているのでどうやって返信していいのか、考えている。

 もう一つの驚きというか、苦笑いになった。確認書があって、暴力団の関係である。問いがあって、「いいえ」か「はい」で答えるのだが、最初だけ読んで10個の問に「いいえ」に丸を付けて作成して提出した。

 処が、よく読まずに後半の問いにも「いいえ」を惰性で丸をした。共同提案者も同じく作成して送った。

 処が、最後の9及び10は「はい」でなければ、補助金申請書を受け取る訳にはいかないので、作成し直しか申請を取り下げするように、と、メールがあって慌てて共同提案者に修正依頼を行った。

 まあ、色々とトラブルが生まれているが、締め切りの1週間前に提出したので、余裕で対処出来る。先月迄は、その日暮らしの様な薄氷を履む思いで過ごしたが、今月に入って余裕が出て来たので、仕事が先に先にと出来る様になった。

 補助金事業二つが、1月と2月に終わって翌月にそれぞれ実績報告書を纏めて、先月と今月に補助金が入金された。

 私も、事業主としての会社に着金した他に、専門職として補助金に関わったマニュアル作成や契約書の原案作成、新規事業としてのコンテンツ作成分で補助金の中から50万円近く受け取る事が出来た。

 契約書と言えば、相続手続きが終わった方から、相続物件の売却サポートを依頼されて現在賃貸している借主が購入したい意向があって、話し合いする事なく所有者と賃借者の意思が一致した金額で合意した。

 相続人が知らないので、と全く希望も何もなく、賃借人が以前からこの金額だったら買い取りたいとの希望があって、それで合意した。

 なので、私が土地建物の売買契約書を作成する事になって、今日、作成して原案を相続人に送った。私の報酬は、売買金額の4%である。

 現在、大阪家庭裁判所と大阪家庭裁判所堺支部に成年後見後見審判申立書を親族申立と本人申立で当方が後見人候補しとして提出しているが、追加でもう一つ今度は大阪家庭裁判所岸和田支部に提出する案件の書式に打ち込みをしてサポートしている。

 3月の事業実績が上がって来ている。それに伴って、報酬や給与の計算も行った。今年も順調に推移しているので、社員の給与は4月から一律1万円の昇給を行った。

 昨日から火曜日まで、三輪さんは、泉南地方の和泉市にて死後事務委任契約に伴った遺品整理業者へ依頼する前の、事前チェックを行なっている。

 相当な物品が留置れている家で、難航しているので、次の週も向かう予定だ。

 夜、不動産会社から被保佐人の相続物件について、購入の方向で検討する事を伝えて来たが、被保佐人が容態が思わしく無いと伝えた。