行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

生死、隣り合わせの日常業務

 午後から遠方に向かうので、早目に、一旦、マンションに戻って、11時過ぎに昼食の準備をした。特に最近は外出が多く、食事もゆっくりしっかり摂る事も少なくなって、冷蔵庫の野菜の賞味期限が気になっていたので、天麩羅を揚げた。
 先日は、ナスや椎茸を沢山入れて、賞味期限間近の豆腐を使って、自家製の和風麻婆茄子を作って美味しかった。
 その勢いで、昨日は鮮度が落ちて来たニラと豆腐と豚肉で、これも自家製ニラ豆腐を作った。三日目の今日は、天麩羅にした。
 ナス、椎茸、ピーマン、玉葱、そうしてイワシを大量に揚げた。今日の朝を含めて3食連続、天婦羅や野菜は嫌いじゃないので味付けを変えて頂いた。最初の日は定番の天つゆで頂いた後、次は天丼にして、今日の朝はカボスと醤油で食べた。
 加えて、最近常備してあるのは、キャベツときゅうりの浅漬け。結構おいしく浸かっていて、自分でも感激している。お米は専門店で結構いいものを頼んでいるので、お新香のみでも食べられるが、栄養や排せつのことを考えて食べることにしている。
 さて、遠方に出発前に地域包括支援センターから、独居高齢者が大家さんから、死後事務をきっちりして欲しいと言われて、とその対応の依頼があった。今月は多忙なので、面談予定を暫く待ってほしい、と返事した。他の事業者からの紹介だと言う。
 情報では、やはり金銭的な余裕が無い。いざとなったら、市役所や公共が面倒見てくれると居直る輩も多い地域だ。先日は、議員を使って依頼があったが、生活保護受給者でもないのに、月1000円の負担する保険加入を条件に緊急連絡先などの手続きをすることをお話しすると、助っ人として出て来た婆さんが、
 「毎月1000円も支払うのじゃ食べて行けない。」
と、言い出したで、私の交渉をしない性格上、そうですか、と直ぐに退席した。
 そのあと、口をきいていた議員が謝罪してどうしてもお宅しかない、と言って来たが今後、このような性格の方を相手に仕事をする必要が無いので、
 「どこか自分の思いにあった事業者と契約して下さい。」
と、何度言われても相手にしなかった。
 同じような案件の、施設入居者である複数の方からケアマネジャーを通じて、預託金を振り込みたいので請求書を送って欲しい、との連絡があった。東大阪市と堺市の施設で少し遠い。段々と多くなるお見送りや看取りに関する依頼に、自分の生死も考えている。
 そうして、今日の本来の業務である遠方の、お亡くなりになった被後見人相続人宅を訪問して、複数の相続人と面談し今後の成年後見人としての家庭裁判所に報告する処置に必要な手続き上の書類など準備をお願いする資料作成を打ち合わせした。