行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

遂に、社員感染。パニック。冷静な対処が大事に至らない。

 刻々と迫って来るコロナ禍。これまで、介護利用者や被後見人、知人の親族や知人の会社の人などが新型コロナに感染したと聞いてはいたが、自分の株式会社では高齢者介護・障碍者総合支援という感染機会と隣り合わせな危険な仕事をしていたが、この新型コロナが発生して2年近く感染者が発生することも無かった。
 それが、この日この昼に本社責任者から、簡単は表現で感染者が発生した事が報告された。
 『○○さんがコロナ陽性になりました。』
 暫く、声をどうかけて良いか、言葉に詰まった。
 先頭に立つ者が、戸惑っていては行けない。気を取り直して、
【分かりました。ケアに入っている方は、危険と隣合わせで申し訳ないと思っています。
感染した○○さんへの治癒へ必要な処置に、負担を考えずに行って下さい。他の方達にも、負担を考えずに予防、治癒に必要な処置を行って下さい。宜しく頼みます。】
 『承知致しました。』
感染した本人にもメールした。
 【お疲れ様です。体調が心配です。医師や保健所の指示に従って下さい。全てかかった費用は会社で負担しますので、必要な処置を行なって下さい。早い完治を願っています。】
 『おつかれさまです!
ご迷惑おかけして申し訳ありませんm(_ _)m今は熱と怠さが酷くしんどさありますが、
熱が引いて症状おさまって、復帰した際には休ませていただいた分、取り戻せるようがんばります!ありがとうございますm(_ _)m』
【お疲れ様です。十二分に休養してください。後日で良いので、発症日を病院で受診できたら証明をお願いして下さい。】
『おつかれさまです!了解しましたm(_ _)m』
そうして、もう一人のがんサバイバーにもメールした。
 【連絡があったかも知れませんが、○○が感染した様です。君も、再度、気持ちを引き締めて行動して下さい。休暇を十分取得して、動きを小さくして充分体調を整えて、疲労を感じたらゆっくり休む様にして下さい。私も、出来るだけ人と会うのを避けています。
あと、1年くらいは続きそうなので、もう少しの我慢です。】
 『はい。熱もありしんどそうです。気をつけないとコロナは本当に長いですね😨』
 【田中さんも、基礎疾患があるから心配です。】
 『そうですね。了解しました🤲』
 本当に、ショックだった。
 ああ、と何度かため息をついて、その後のことも考えた。ただ、○○は直行直帰なので、何とか濃厚接触者の発生は抑えられたようだ。
 特に心配は、彼女ががんサバイバーであるという、基礎疾患の持ち主であるということだ。なので、若いわりに苦しい容態が続いているのだろう。
ただ、彼女八面六臂の活躍なので、影響は大きい。