行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

気になる日本の行方

 連日、意欲もなくダラダラと過ごしている時間が多い。特に、土日とか祝祭日、平日でも夕方などの時間帯にニュースをみるとはなしに、音声を込み耳に挟んでいると、やはりそうなのだと思わせる言葉がいくつかあった。

 一番多いのは、今後の日本の凋落についてだった。特に、経済関係で円安と言われていて日本の価値が低下している。そのニュースは、寿司職人が海外に移住して日本での倍近くの収入を得ている。一定期間働いて資金を貯めて、日本に戻って自分のお店を持ちたいと言う。

 それが看護師などの医療従事者というかエッセンシャルワーカーにも言えて、数年の経験でで1千万円の収入は見込める。

 職業の差別も、看護師と医師では日本では完全に上下の関係があって指示する者と従う者と職業によって分け隔てがある。処が、カナダでの日本人移住看護師によると医師と看護師の職業的差別はなくて、対等の立ち位置で意見を言い合うと言う。

 リスキリング教育も、日本では退職前の中高年の退職後の支援のようだが、欧米では若い働き盛りの人のキャリアアップ、ステップアップに活用されて国の支援がなされる。企業の事業再構築、つまり、リストラクチャリングを繰り返えしてグローバル化に対応できる企業創りをしている。

 高齢者が、組織を牛耳る日本とは異なる社会が出来ている。高齢の老人が中心となっている日本の政治や企業、商店街や自治会を見ればよく分かる。若者がこれを破壊して再構築するエネルギーや能力、挑戦する姿勢や改革する情熱は感じられない。これでは、将来はないに等しい。

 個人主義に走っていて、他者の事に関心が無くなっている社会が出来上がって来ている。家族が成り立たなくなって、無縁の方が増加して死後までも税金で解決する事が多くなって、自治体財政を圧迫しているという実態が報告された。

 無縁者の孤独死で、その死後事務の遺品整理や火葬、埋葬などを市町村が行わざるを得ない案件が多くなって来ている。そうして、働かない若者の安易な金銭を手に入れる手段として犯罪、特殊詐欺の増加や金銭目的の殺人や傷害強盗の増加である。

 そうして連日報道されているイスラエルとハマス、アラブ諸国の戦闘状態である。日本も動いてはいるのだろうが、存在価値を見せなければ国際社会からいつかは弾かれて名誉ある地位から落ちていくのではないか、と言う懸念が湧いて来た。

 経済大国としての地位は、近いうちに世界第三位から八位に凋落すると言われていたが、サミットメンバーやG7からも、いつぞやの国連で台湾から中国に常任理事国代わったように、どこからも支援されることもなく、交代が世に流れとして為される不安を感じた。

 もっとあったが、余りにも後ろ向きの思いだけで過ぎている。自分の生きている時代は踏みとどまる力があるだろうが、これから生きる人の時代が不安だ。

 若い人がよく自分たちの時代は年金が無いと不安に思っている様だが、年金だけでは無い。医療保険も雇用保険も、地域のインフラも無くなってしまう。どう生きるかの打開力や克己心が無ければ、不安感だけでは生きて行けない。

 国力が無くなれば、国土を守る事が出来なくなる。国を守れないと言うことは、生活や人権を失ってしまう。


 さて、今日も日曜日の昨日と同じ様な朝からの過ごした内容だった。生産性のない時間を過ごして、10時からIT導入補助金の申請サポート企業担当者と1時間程打ち合わせを行って、無事申請を終えた。

 270万円の申請で、採択された場合には190万円程度補助金が出ると言う。

 夕方には、別件の500万円申請の打ち合わせがあって、続いて同じ会社の別の担当者と言って電話があって次回の打ち合わせ日程を決めた。

 打ち合わせが終わって、今度は今日中に提出したかった国土交通省への居住支援補助金事業実績報告の追加提出データを作り終わって送信した。

 余裕が出て来て、溜まっていた案件処理に手をつけ始めた。重い案件が5件ほどあるので、しっかりと時間を確保して処理したと思っている。

 午後には、大阪法務局へ行きたいと思ったが、書類を作成する時間が確保出来ずに断念した。公園にでも行って散歩して体力を作りたかったが、それもせずに横になってしまった。

 スーパー銭湯にも行きたいと思ったが、感染症の不安が強くて動けない。行動を起こさないと、自分が陥っている何もしたく無い気持ちから抜け切れない。

 相続手続きに関わった相続人から相続物件の購入相談について電話があった。滋賀県の一戸建て開発地域の敷地を購入したが、開発が途中で頓挫したようで、その固定資産税が毎年掛かっているので、以前、処分の相談があった。

 その際、私が購入の検討をしても良いと返事していた言動をもって再要請をして来た。改めて、固定資産税評価額を聞いた。50万円程度だったので、前向きに検討すると返事をすると、大いに喜んでいた。

 ふと思い出したが、私と同じ会社に新潟から来た同期入社の友人がいた。その彼が、40年で400万円貯蓄して老後に備えると言っていた。その言動を40年後に実証して4000万円を貯めた。

 60歳で定年だったが2年だけ働いて年金生活に入った。その結果、年金では生活費を賄い切れずに、月額平均8万円を貯蓄から持ち出しになっていると言う。その毎月8万円が減っていくのが怖いと言っていた。

 死後の事を考えて、東京都の老後の支援を受ける制度に加入している。何となく、その人生は良かったって思えるのだろうか。聞いてはいない。年に一度は会っている。