行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

高齢者の企て崩壊、奈良県吉野へ、橿原神宮、どうする若い女性崩壊

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 朝早く電話が来る。時間を確認すると計ったかのように丁度9時だった。先月、保証人契約をキャンセルした高齢の女性だった。数ヶ月前に、東大阪地域包括支援センターより相談があって面談した。希望の内容は、自分の老後の終着が心配で、独居アパート生活から施設入居をしたいが保証人が居ないので、保証人になって欲しい、と言うわけだ。

 条件があって、死後事務と金銭管理及び預託金か葬儀保険加入を示した。受け入れを表明したので、以後3回訪問して地域包括支援センター職員とケアマネジャー立会で契約条文の説明を行った。4回目は正式な契約と預託金受け渡しの日だった。いつものようなメンバーで訪問するが、出て来ない。

 地域包括支援センター職員が何度か戸を叩いて呼び掛けるも応答がない。携帯に電話をするが出ない。これは契約拒否反応だと無駄な事はしない私なので、そのまま帰った。後日、地域包括支援センター職員から連絡があって、預託金として手渡す現金の在処が分からず寝ずに探したが見当たらないので、落としたのかと思って近隣を探し回っていて不在だった、と理解できない事を言う。

 盗まれたのかも知れないと、地域包括支援センター職員に訴えた。それを受けて、地域包括支援センター職員が警察署に訴えた。警察官が自宅を探すと、箪笥から出て来た。と言うわけで、改めて契約と預託金の受け渡しが行われた。地域包括支援センター職員の尽力で、今年は順番待ちの人数から不可能と言われた、希望施設への入居が可能となって、アパート退去の意思表示を大家さんに行った。

 そうして数日後、今日のように朝早く電話が、私と契約を交わした独居で高齢女性からあった。市役所に電話して相談すると、私と契約した内容は市役所がしてくれると言われたので、預託金を返却して欲しい、と言うわけだ。と言う事は契約解除だ。入居時の保証人身元引受人として、死後事務費用として預託金を受けたので、その費用負担が出来なければ契約履行はできないので、契約解除ですね、と確認して地域包括支援センター職員立会で後日訪問して預託金返却と契約解除の手続きを行った。

 しかし、契約書返却を求めたが無くしたと言うので、後日契約書を示して履行を迫られても困るので、契約解除通知を持参したので確認の署名を頂き儀式は終わった。市役所は、保証人になったり死後事務をする訳がないので、折角、希望通りになった施設入居はダメになると思っていた。

 どうやら、そのようで今日の朝の電話で窮地に陥っているのを知った。当然の如く、施設入居は無くなり、アパートの大家さんに通告していた退去の日が明日だと言う。逆に大家さんから、自分が通告した退去を今日明日中に確実に明け渡しを要求されたので、どうしたら良いのか?と相談があった。

 内心、やはりな、と思いながら冷酷に返事した。これまで誰に相談していたのか、と。それが私に相談していたと言う。私とは、契約解除しているのでそう言われても対応出来ないと言うも、解除していないと言う。なにを都合の良いことを言うのか、と思いながら、預託金返却を要求して来て返却した時点で契約を解除している、と強く行った。

 お金は確かに戻して貰ったが、契約は解除していない!と言う。無駄な言い合いだと思って、いつも同席して居た地域包括支援センター職員に相談して下さい、とこれも強く言って詰まらない企ては私には通用しない、と言う姿勢を示したので、諦めて都合の良い企てをした高齢女性は素直に引いた。

 その直後、担当ケアマネジャーに連絡して善処を依頼して、この件は終えた。こちらが、幾ら思い遣りを持って対処しても、気遣いを逆手に取って悪用して、悪い企みを持って対処するのでは、自業自得となって思い描いた安心した老後は得られないのでは無いか。

 直ぐに三輪さんが迎えに来て、9時半過ぎに出発した。スタートから迷って高速道路で途中まで行くか、全行程を一般道路で行くか迷って右往左往してしまった。結局、大阪府内から奈良県に入る迄高速道路を使用した。奈良県葛城市に入って、大きな道の駅があったので一休みと立ち寄って、序でに昼食を摂った。

 元気を得て、奈良県内を和歌山県境に向かった、約束の午後1時10分前に目的の施設に到着する。奈良県吉野郡下市町だった。食事の時間1時間を含めて3時間半だった。

 施設長と私が成年後見人候補者となる入居者の担当相談員と面談をして、必要な情報を得てからご本人と面談した。入居する前に生活を共にして居た絶滅危惧種のオウムが亡くなったと報告すると、何度も嘆き呻きながら、涙をひと筋流された。40年もの長きに亘り、子供が居ない家庭で子供のように可愛がって居た。

 申し訳ない報告をしてしまったのか、と後悔した。

 目的の仕事を終えたので、一度訪れてみたいと願っていた「橿原神宮」が近いと知って三輪さんにお願いして立ち寄って貰うことにした。そこに向かっている間から、菊ちゃんから何度も相談電話がなされていた。

 先月、隣接市役所からの相談で若い女性の居住確保支援を依頼されて、カンファレンスに参加した。ご本人も立ち会って、事情を聞いた。今時の若い女性気質が全く受け入れられない中、責任だけは要請された。東京の新宿区歌舞伎町の住所池から、東大阪市のSNSで知り合った男性の部屋に転がり込んだ。

 手持ち金が無い中、同居代を支払い、いよいよ無くなったので、何故か隣接市役所に相談する。その市役所に集合した。腕にタトゥーを入れていた。事情は若い女性の転落過程でよくある話し。家庭環境もよく聞く話し。その上で、妊娠してしまっている。母子手帳も受けていない。詰まり、産婦人科医に掛かっていない。勢い、皆さんが優しくなり、相談者がより甘える。担当者が菊ちゃんになる。

 問題は、クレジット、家賃の踏み倒しがあり賃貸が不可であるとの事だった。幾つか候補住宅を巡って決めても、未払い債務が記録されていて必須の家賃保証会社の審査が通らない。菊ちゃんからの依頼は、私が保証人になって大家さんに受け入れて貰う方策だ。

 菊ちゃんに依頼されたら断れないので、渋々受け入れた。何か言いようのない不安感があるが、仕方がない。思い切って清水の舞台から飛び降りた。結果は、後日来る。

 さて、「橿原神宮」参拝は感激の時間だった。自分が別人となっていた。素晴らしい景観に圧倒された。これまで全く興味の無かった御朱印帳を購入して、最初のページに御朱印を頂いた。今後、全国の神宮を訪問する機会があれば持参して、格式の高い神宮だけの御朱印帳にしようと思った。

 加えてお守りなど幾つも購入して本殿での参拝時には、大枚のお賽銭を投入して三輪さんとニ礼ニ拍手一礼を行って願いを掛けた。佳き日だった。

 帰りは、道の駅に立ち寄って買い物をして一路地元に向かって無事戻って来た。