行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

気になる精神疾患へと無理な相続への

 昨日、今日、全ての時間を補助金事業の実績報告書作成で終えた。明日も、他の補助金実績報告書の準備に入る。補助金は結構あるので、自分の限界を見ながら申請して、決定を受けている。

 朝7時から5時間、一心に資料の掘り起こしとPDF化の作業。ちゃんと実績報告を意識して日々準備していれば簡単なのだが、多忙を理由に中途半端に処理していた。

 例えば、会議を何回か主催しているが、その会場費支払いが振込だったりクレジットカードでの処理だったり。振り込み控えやネットでの領収書打ち出しがその時に行っていないこともあって、何百枚という振込みレシートを1枚1枚確認して見つけ出す。

 成年後見審判申立する統合失調症の方宅に行っている障がい者施設支援員から、電話があった。以前に、大元の殴り書きの下書きを渡してあって、校正を頼んだ。その資料を、支援員と一緒に本人が見直して、

 「違っているところがあるんですが。」

 「ですから、直しを見て貰う、修正して貰うために渡したので、メモして於いて下さい。」

 「名前が違いのがあります。」

 「ですから、直して下さい。自分が作成するのが本来です。一番心配なのは財産管理が候補者の私どもが行うので、通帳名義が後見人になるので、何度か説明していますがそれに納得されているのか、それだけが気になっています。」

 などと、話しをして、私が2月5日に修正した申立書を取りに行く事にした。 

 そうして、夜に唯一の親族である実のお姉さんから電話があった。

 確執があって、行き来がなく親の財産や土地の所有権を巡って諍いが絶えない状況で、その上、弟と同じ疾患でお姉さんも通院していて、尚且つ、親族申立も拒否していたので、スムーズに行くか気になっていたが本人申立となった。

 そのお姉さんが、色々とこれまでの経緯を私に話しして、

 「今日、亡くなった両親のお墓に行ってお願いして来ました。電話で、弟にこれまでの姉として嫌な目に遭わせたこともあったのを、ごめんねと謝りました。佐藤先生に信頼を寄せている様で、ありがとうございます。」

 などと言われて、時には後見人候補を辞めたいと思ったが、意欲が出て来た。

 大阪女子マラソンを見るために、12時10分前に事務所を出て宮城県出身の佐藤沙也加選手を応援する為に、マンションに戻った。

 簡単に昼食の準備をした。昨夜の残り鮪のたたき、ハヤシライスへ同じく昨夜作ったポテトサラダを入れてセットした。

 そのポテトサラダだが、何十年も作っていつも美味しいが、残ったポテトサラダの時間経過後の劣化を防ぎたいといつも思っていた。

 今回は、ポテトサラダには、これも残った鶏肉とブロッコリーの炒め物を、ニンジンと一緒に入れた。

 その際、味を整える塩と胡椒のみを入れただけで、マヨネーズなどは入れずにそのままにして冷ました。食べる時に必要な分だけ小皿に取り分けで、レンジした。美味しい、これをキッチンに置いておき、昼に同じくレンジして食べたが作った時と同じく、美味しさが保っていた。

 さて、佐藤沙也加選手だが、スタートして間もなく、後ろの選手に足を踏まれて転倒。立ち上がって、再び走り出したがペースが乱れて可哀想だった。

 20k手前で、野口監督が並走して、走るのを辞めさせた。それにしても、どうしても転倒して両脚から出血しているのに、ダメージを考えて転倒直後でストップさせなかったのか。

 監督など、どんな競技でもそうだが継続して長い間監督が出来るが、選手生命は短い。

 昨日、難航していた居住確保要配慮者から電話があった。

 「お陰様で、決まりました。ありがとうございました。」

 思い返せば、大阪府庁に姪が相談して当社に回って来た。

 訪問して、希望を聞いた時に、姪も同席した。何年振りかでの顔合わせだという。顔を出した理由は、私どもが行っているこの様な支援を自分もやりたいとの話だった。

 ご本人は、面と向かって話しを聞いた時には殊勝な言動だったが、生活保護受給者で家賃扶助が限度額を定められていて、限界があって我儘が通らないのに、今度は市議会議員に頼む始末。

 その市議会議員は、

 「佐藤さんをよく知っているので、一緒に探します。」

 と、調子の良いこと言って、私はこの市議会議員は知らない。

 案の定、あれから一月も経過するが、何一つ連絡もない。

 気になっているのが、土曜日にメールで100万円貸して欲しいと言ってきた次男の事。確かに、理由にしている持病の喘息持ちだったが、高校から殆ど症状が出なくなった。

 その喘息悪化で仕事が出来なくなって、自宅療養で生活費が工面出来ないという。傷病手当を受けると言っている。その数ヶ月休業すると言っている事が信じられない。

 これから、どうして2、3ヵ月休業となっているんか。大体、医師はそう簡単に傷病手当を受けられる診断書を簡単に書かない。ガンサバイバーの菊ちゃんですら、一月がやっと。

 その上、支給額が本給の6割で、私の方は有給を支給して本給全額を支払っている。既に、有給休暇など残っていないが、私の個人的な判断で支給している。

 彼女は、私が22年前に独立して時から支えて貰っている。彼女が会社に在籍している事で、みんなの気持ちが1つの方向に向かっている。それから考えて、そんな費用は安いものだ。

 気になっているのが、火曜日に訪問する相続手続き依頼者の件だ。事実だとは思うが、亡くなった生前及び死後事務委任者Fさんと相続手続き依頼者Sさんは事実兄弟だと。

 介護のサマリーにも、亡くなったFさんが申立ている緊急連絡先として、実兄の相続手続き依頼者のSさんの名前が記されている。

 処が、話しを進めて行くと、相続手続き依頼者Sさんがいうのには、

 「自分は、F家の長男として生まれて直ぐに、子供が母親だけだった母親の父方F家の養子にやられたのですが、養子としてではなく実子として届けたので、F家の長男となってしまいました。なので、実の母親が戸籍上は姉で自分が弟という関係になっています。」

 それでは、亡くなった被相続人の叔父さんとなって、相続権が無くなってしまう。

 その相続手続き依頼者Sさんが、いつどこで手に入れたのか、被相続人Fさんの通帳と印鑑を持っていて、渡そうとしない。それで、全て任せたいと言っている。どういう了見だ。

 何度も考えたが、やっぱり被相続人Fさんと交わした「生前及び死後事務委任契約書」に指定してある相続財産の相続手続き依頼者S



さんへ引き渡しをする迄、顧問弁護士と相談しながら進めたい、と結論付けた。