行政書士から拡張業務へ

基本資格行政書士を活用して代書屋からの展開

住宅供給公社よりセミナー依頼

 本当に、コロナ禍に襲われて事業や方針を転換して最高潮に達したかと思ったが、まだまだ上に行きそうな気配だった。

 住宅供給公社の新規事業開発部門職員が午後2時に2名当社駅前ビル事務所に来てくれた。メールで打ち合わせを重ねて、大阪市鶴見団地内事務所に来て頂いて詰めのお話しをして大阪市内住宅供給公社本社にて役席参加での場でコミュニティ構築のサポート提案をした。

 正式にセミナー講師として打診があったのは、先月だった。住宅供給公社として居住者の希望アンケートを取った結果を提示されて、対応を前提として打ち合わせを行った。

 今度は居住者が私の様な分野の者のセミナーが必要か自治会との打ち合わせを行う。

 是非に、との要請があったという訳で今日の具体的な打ち合わせとなった。テーマは決まっていたが、細目は今日の打ち合わせにて示された。イメージは出来上がっている。

 比較的裕福な方が入居していて、家族や親族が整っている世帯が多いとの事。また、他の集合住宅の様な「おひとり様」になった世帯も見受けられており、それなりの配慮したお話しが必要であると考えながら資料作成して行く。

 1時間弱の打ち合わせを終えて、暫く、珈琲を飲みながら、どの様な口火導入を図るか考えた。高齢者が多いとの事で、それを頭に入れながら以前高齢者に提供したイベントを思い出した。

 著名人、特に「美空ひばり」「石原裕次郎」などの歌手や「大川橋蔵」「鶴田浩二」などの俳優の人生の軌跡お話しや当時の世相、そうして当時のヒット曲を参加者がカラオケに合わせて歌う1時間半。

 なのだが、その中での美空ひばり「乱れ髪」の作詞を巡る星野哲郎さんのエピソードから入ろうと思った。

 そうして、「美空ひばり」の弟の子を生前に養子にした事で回避された争い、もし養子にしなかったら、や遺言、メモだけでも残っていれば、そんな事例を自分の母親の残したメモ事例を提供しながら、セミナーの一部に要請のあったエンディングノートをどの様に活用して行くか、お話しをして行きたい。

 多忙に動いているので、資料作成に時間が割けないので、少しずつ手を付けて来月17日頃を目処に第一弾の使用原案を提示する事になった。

 本番は3月18日で、当日の千里ヶ丘公社団地集会所にて30人程度参加されるイベントを録画して府内住宅供給公社2万世帯に配信されると言う。

 これを契機に連続的イベントを行う予定で、私の方も、大学附属病院MSWとのコラボも可能だと医療機関を巻き込んだ発信の重要性をお話しさせて貰った。

 新たに、不動産立て替え業者から入居者への転居支援依頼があった。

 話は飛ぶが、日本に必要な人材が海外異国に移住する人数が徐々に増加していると言う。そのニュースの中で看護師として移住した方のお話しが掲載されていた。

 移住先は日本のように医師と看護師の上下関係、職業を相対的に判断する風潮の上、報酬も相対的に決められる事は無い。看護師と医師はお互いをプロフェッショナルとして尊敬し合って対等の立場だという。

 報酬もシングルマザーで年齢もいっているが、6年目で年収1千万円を超えると言う。シングルというと日本では特別視されるが、アメリカでは差別視される事もなく、という話しを日本の組織を牛耳っている高齢のリーダーに聞かせたい。

 何故、この話しを持ち出したか。この立て替え時に自力で転居出来ない、寝たきりやハンディを持っている方への支援を私が行う事で得られる報酬は40万円である。

 手続き時間としては、短くて1時間程度、長くても2時間位。時給にして40万円から20万円になる。

 外国には、この様な仕事は有るのだろうか。そう思って、いや、日本に於いても存在するのだろうか。

 私も最初この仕事を言われた時には、この様な不動産世界の高額報酬を提供しなければ、スムーズに進まない転居支援をある機会を得て提案するアイデアを不動産建て替え業者が持たなかったら、得られなかった。

 朝早くから、今日中に完成させたい案件に3時間掛けて終わった。居住支援協議会設立準備会の勉強会への参加を呼び掛ける案内文の完成だ。

 A4サイズ4ページに亘った案内文とスケジュール、申込書一式が出来た。偶然だが、出来上がった原案を大阪府へ送ってチェックをして貰うと思った瞬間、東京のメンバーから、不動産関係者に勧誘するので案内文が出来たら送って、と言って来た。

 直ぐに送った。暫く、やり取りして大阪府に送った。

 司法書士から依頼のあった被保佐人の相続物件の登記に必要な資料を準備して、郵便局で不在票が入っていたゆうパックを受け取ってから、夕方届けた。

 居住確保等配慮者からの相談が連続して有り、入院加療を終えて出勤して来たばかりのガンサバイバー菊ちゃんに何人も対応を依頼した。申し訳ない。

 朝、見慣れないローマ字だけの発信者名が来ていたが、その様なメールはあまり読まずに削除していたが、開封して文字を読み始めると次男だった。

 珍しいと思って読み進めると、持病の喘息が悪化して3ヵ月仕事が出来なかったと、なので100万円を融通してくれという。

 色々と語っているが、何かやらかしたな、と思われて深刻になった。結果的に、提供せざるを得ないだろう。